みっちり読書

2017年10月4日
体調はすっかり落ち着いてきました。人生初の1週間の入院生活でしたが、終わってみれば何のことはありませんでした。今日、退院後初の通院でしたが、胆嚢の病理検査とか、血圧管理がどうのとか、次から次へと課題を振っていただき、ありがたいことで・・・。

退院の際に「お薬手帳」というのをいただき、さらに今日は「血圧手帳」、「毎日血圧計って書き込んでください」とのお言葉、早世した友人を思い出してしまいました。30年以上前のこと、血圧が高かった彼は血圧計を購入して毎日計っていました。健康診断の日、医者との問診で彼は大真面目に「毎日計っているのに落ちないんです」と。医者はすかさず「計るだけで落ちるわけないでしょう?」と。「えぇ~、落ちないんですか?」と彼。そんな昔話を思い出してしまいました。

まぁ1週間入院していたのですが、2日ばかりは意識混濁でしたが、ほかの5日間はひたすら読書に勤しんでおりました。既読の「アイヌ学入門」を再読しようと持参しましたが、わずか1日で読了してしまいました。なぜ既読の本なのかですが、「アイヌ学入門」は9割がたは通常のアイヌ文献なのですが、最後の一章が「黄金」というタイトルでして、これが気にかかっていたのです。そして中尊寺金色堂の奥州藤原氏が出てきて、アイヌと藤原氏と黄金、興味深い話なのです。(半年ほど前、知人が「オレは鉄平!」という古い漫画を数冊持ってきまして、この”ちばてつや”の漫画、ほとんどが剣道漫画なのに、なぜか最後に奥州藤原氏の埋蔵物を発掘します。「なんじゃこりゃ?」でしょう?)

持参の本を1日で読んでしまい、仕方ないので売店へ本を探索に行きました。そこにあった読めそうな雑誌は、NHKの「ラジオ深夜便」と「文藝春秋」でした。両方とも購入しましたが、改めて再認識したのは「文藝春秋」のパワーでして、これが読み応えがあり2日も保ちました。「文藝春秋」は絶対デジタル化してはダメですね。数年に一度くらいしか買わないのだけど、サスガに文藝春秋社と思わせる雑誌で、なぜ”文春砲”なんてゲスな雑誌を出すのでしょうか?(そっちが儲かる?そうですね。)

というわけで、ワタシの一週間の蟄居生活で役立ったのは「文藝春秋」でした。しかし購読するかとなると、そんなに簡単じゃないのです。入院中の2日みっちりは、通常生活の何日分かと考えると、とても毎月読めそうにありません。まぁ時々でいいか・・そんな読者に支えられているのでしょうね。・・・しかし、読書みっちりの生活なんて・・・ないほうがいいような、そんな気がします。

My First Stone

stone.jpg
2017年10月3日
えぇ~っと、ワタシ、先月の26日からこの2日まで入院していまして、入院中にテレビを見るとか、新聞を読むとかしなかったもので、これどちらも普段からやらないことで、衆院の解散や民進党の解党はまったく知りませんでした。(しかし民進党の議員って本当に手前勝手の極みですね?まぁ政治家としての実力がない。その自覚があるからか?)

それで、なんで入院していたかですが、恥ずかしながら人生初の入院でして、もともと病院大嫌いでして、この30年ほど歯医者と健康診断以外で病院に行っていません。付き添いや見舞いはあっても、患者としては行かないのです。だって病院って病人の集まりで、病原菌の巣窟であるわけで・・・?

ところが強制的に宗旨替えです。最初は胃がとても重いって感じだったのが、そのうちに食事どころか寝ることすら不可能な状況となり、同じ姿勢で5分ともたない状況となり降参です。救急で病院に運ばれ、速攻でレントゲン、速攻で点滴に投薬です。それで夜半の3時過ぎにだいぶ落ち着き帰宅したのですが、これが間違いでした。2日後に再度同じ痛みが・・・。

「もうアカン!」って感じで病院に駆け込みまして、今度は徹底した検査です。レントゲン→CT→MRIと続くところ、CTで判明しました。胃の真後ろに胆嚢がありまして、その胆嚢の入り口に大きな胆石発見です。医者に「胆石」と言われ、「胆石?劇症な胆石ってあるの?」と思いましたが納得です。そして速攻で今日入院、明日手術となったのです。オマケですが、MRIの検査が残っていて、まぁ手術がありますので検査した方がよいとのことですが、これがオーマチガイでした。だって胃の下にある大きな胆石、その上に四角い10Kg以上あろうかなオモシのようなもの、「拷問か?」のレベルの痛み。3分ともたずにギブアップです。

まぁ全身麻酔の手術はすべからくそうなんでしょうが、気がつけば終わっていたというやつです。「手術うまくいきましたよ」との声に「ありがと・・・」まで覚えていますが、その後は過去と現在が入り混じった意識、「夢か現(うつつ)か」の状況が半日ほども続きまして、気がつけば汗ビッショリでベッドの中でもがいていました。

忘れていましたが「うまくいきましたよ」には伏線がありまして、お腹に4点アナを開ける腹腔鏡という手術だったのですが、なにせ大きな胆石で「開腹もありうる」状況だったのです。まぁ開腹しなかったおかげで術後5日で退院でしたが、本当は3日でもOKだったのですが、担当医のカオを立てた結果5日です。

それにしてもこの胆石、ワタシ、落ちた鳥の羽根や石を拾うのは好きですが、自分の体の中から石を取り出すとは思ってもいませんでした。それにしても幅25mm、長さ40mm、でかい!

血圧いきます

2017年9月25日
とても大変なことに気づきました。ヒトは食べることをやめると、普段の行動が半分以上が要らなくなるのです。フツ~、スーパーやコンビニに必ず出かけるヒトは、この2つがなくなると随分と生活が変わるのではないでしょうか?

なぜに食べることをやめるのか?これ大問題です。先日のこと、この2日ほど胃の具合が悪かったのですが、とうとう寝ていられない状況に。時間は23時すぎ。救急車を呼ぶが正解でしょうが、ワタシ、徒歩5分の消防署にテクテクと。ありました、玄関に緊急用の電話が・・・。これで救急病院はOKです。この国の消防や警察のシステムは整備されていて、消防車経由で病院に行けばなにも心配はありません。(一人暮らしの智恵か?)

肝心の症状は、胃の圧迫感、膨満感が凄くて、胃の上部を押さえられるととても痛いのです。速攻でレントゲンをとり、また速攻で点滴です。点滴にはなにかの薬剤が入れられ、これで一安心かなと思いますよね。でも血圧とか脈拍などは消防のヒトからお医者さんに話しが通ってまして、消防もお医者さんも、ワタシの血圧をしきりに気にしていたのです。「あっこりゃヤバイ」

ワタシの血圧は少し高めの160~170ですが、救急車で計った数値が204。そりゃ気になるわ。ここに来て計ったのも195、するとお医者さん、話の矛先を血圧に。高血圧の危険性をヒトクサリして、しきりに通院を勧めます。その間、血圧を計ること3回、すべて190台。そりゃそうだろ?胃の圧迫感がまだ続いているのに、血圧だけが下がることはないでしょうに・・・。この夜、点滴が終わるまでの3時間、血圧を計ること5回、もうわかったよ、血圧外来に行きますよ。

ここでやっと食べることをやめるに繋がります。胃の動きが悪くなり、胃酸が過剰に出ていると、短くとも1~2日、ひょっとして3日は食べられないのです。でもこの食べられないのは大した問題じゃないのです。胃酸過多の状態が続いていると、空腹感が来ない、食べたくならないのです。「2~3日食べなくとも大丈夫」と医者は仰るけど、出された薬に「食後」服用はなによ・・・。

しかし、胃が痛み出すのはとても大きな恐怖感が付きまといます。そうもちろん”癌”の疑いですね。でも今回のお医者さんは、「初期の胃潰瘍かな?」ってなもので、それよりも血圧です。病院に通院しない歴、歯医者と健康診断を除けばおよそ35年。陥落です。血圧外来にいきます。

ブルースって?

 今年もお彼岸となりまして、毎年のようにニョキニョキと姿を現す彼岸花に、毎年のように感心しています。今年の夏は異常でして、ここにきてやっと季節がフツ~かなと感じています。

 先日、知人の中高年の女性(女性の年齢の推測は難しいので・・)と喋っていましたら、新宿でReiのミニコンサートを観てきた話しとなり、Reiをどう説明したらよいか、切り出さなきゃよかったと少し悔やんだのですが、「ブルース」という言葉を多少知っているらしく、「そんなに凄いギタリストなの?」とちっとは興味を持ったようでした。

 そして数日後、再び顔を合わせると「Rei、YouTubeで観たけど凄いね」とのこと、さらに「うちのダンナがああいうのを好きで気に入ったみたい」と。「それはようござんした」と思っていると、「Reiは自作の明るい曲よりも、古い曲をバリバリ弾いているほうがいい」と、さらに「古いブルースってどんなものかと、ダンナがブルースを聴きたい」とのこと。

 ワタシ返答に詰まってしまいました。おそらく50歳前後のオジサンに「ブルース」を教えるなんてトンデモナイことです。マイケル・ブルームフィールドだったら「オレが教えてやる」とダレ構わずいうでしょうが、ブルースの沼はとても深くてとても広い。ワタシなんて東洋の片隅でコソコソ聴いていて、ブルースの百分の一、千分の一くらいしか聴いていないのに・・・。

 もう30年以上前のこと、当時働いていたカメラ屋の社長の三男坊、これが音楽好きでして、うっかりバターフィールド・ブルースバンドの名前を出したら喰い付いてきました。話しはバジー・フェイトンやデビッド・サンボーンにまで及び、ワタシより余程の重症でした。そうなんです。ブルース好きは世間から見えない所に隠れて棲息していて、同好(同病?)の士とまみえる機会はほとんどなく、ブルースをヒトにおススメしようなんて思っていません。そんなんでヒトから「ブルースを聴きたい」と言われると困惑するのです。

 ブルースの沼は深くて広いのです。それに、演奏者が「これはブルースだ」と言えばそうでしょうし、聴くほうが「ブルースみたい」と思えばそうでしょう。病が嵩じれば、淡谷のり子が最高のブルースシンガーともなるでしょう。でもこれをヒトに説明するなんて、途方もないことです。

 ソニー・ボーイやハウリン・ウルフ、ジョン・リーやスリーピー・ジョン、マディ・ウォーターズ・・・。それからポール・バターフィルドやマイケル・ブルームフィールドといった白人ブルースマン・・・。そして日本の憂歌団・・・。ほかにもイッパイいて、とてもワタシの手に負えません。さてさて、このブルース話しどうなることやら。

修復可能?

2017年9月19日
なんでも例の「このハゲー!」議員の釈明会見があったらしく、ニュースが溢れていますが、まったく興味が湧いてきません。ご本人は政治家としての生き残りを賭けていらっしゃるのでしょうが、もう後の祭りですね。修復可能と思っていらっしゃるとしたら、そんなに世の中甘くないことを思い知るだけでしょう。

安倍チャンがニューヨーク・タイムズに寄稿したとのニュースがありました。中身は北朝鮮に関することで、これまで北朝鮮はさんざ「約束を反故にしてきた」とか、北朝鮮との対話は「無駄骨に終わるに違いない」とか書いているそうです。さらに北は「ミサイル発射や核実験をしたから、諸外国は対話を求めてきた」と誤解しかねないとし、国際社会が連帯して北朝鮮への圧力を最大限に強めるべき時だと主張したそうです。”忖度”も一種の圧力ですが、安倍チャンは圧力好きですね。

話し合う気はゼロ、皆して叩き潰そうと吹きまくっているようです。しかし安倍チャンご本人は、15年前随行員として北朝鮮に赴いています。数少ない”北経験者”なのに、どうして率先して対話を否定するのでしょう?まぁ対話路線をもっとも早くから否定し、対話ルートをもっとも早く断ち切った自身の施策を隠匿したいのでしょうか?

そうワタシは、小泉訪朝の拉致被害者奪還後の対北朝鮮政策の転換、対話の中断からボタンのかけ違いが始まったのではないかと思っています。あの時もっと強引に経済交流(支援でも)を進めてゆくべきだったのではないかと、今更ですが思っています。そして不可解なのは、なぜあの奪還の機運が急速にシボんだのかです。拉致被害者の帰国は一時帰国の名目だったようですが、なぜあそこでもっと続けなかったのかと思うのです。

あの時に修復できなかった、しなかったのを15年後に振り出しに戻すのは難しいでしょう。対話を促すのは困難なのかもしれませんが、でも戦争のお膳立てをした日本政府よりも、対話の再開によって戦争を防いだ日本政府の方が、はるかに人道的で、はるかに誇るべき政治手腕じゃないでしょうか?

ワタシ思うのですが、対話の道を日本先導で構築することこそ、日本はどうやっても戦争を阻止する姿勢を貫くことこそ、平和国家日本の選ぶべき道じゃないでしょうか?北朝鮮マターは「このハゲー!」よりも修復可能じゃないでしょうか?
プロフィール

等閑堂

Author:等閑堂
”ひつじのこ”にようこそ!
あなたの日々積み重なるものはなんでしょう?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ