ブルースって?

 今年もお彼岸となりまして、毎年のようにニョキニョキと姿を現す彼岸花に、毎年のように感心しています。今年の夏は異常でして、ここにきてやっと季節がフツ~かなと感じています。

 先日、知人の中高年の女性(女性の年齢の推測は難しいので・・)と喋っていましたら、新宿でReiのミニコンサートを観てきた話しとなり、Reiをどう説明したらよいか、切り出さなきゃよかったと少し悔やんだのですが、「ブルース」という言葉を多少知っているらしく、「そんなに凄いギタリストなの?」とちっとは興味を持ったようでした。

 そして数日後、再び顔を合わせると「Rei、YouTubeで観たけど凄いね」とのこと、さらに「うちのダンナがああいうのを好きで気に入ったみたい」と。「それはようござんした」と思っていると、「Reiは自作の明るい曲よりも、古い曲をバリバリ弾いているほうがいい」と、さらに「古いブルースってどんなものかと、ダンナがブルースを聴きたい」とのこと。

 ワタシ返答に詰まってしまいました。おそらく50歳前後のオジサンに「ブルース」を教えるなんてトンデモナイことです。マイケル・ブルームフィールドだったら「オレが教えてやる」とダレ構わずいうでしょうが、ブルースの沼はとても深くてとても広い。ワタシなんて東洋の片隅でコソコソ聴いていて、ブルースの百分の一、千分の一くらいしか聴いていないのに・・・。

 もう30年以上前のこと、当時働いていたカメラ屋の社長の三男坊、これが音楽好きでして、うっかりバターフィールド・ブルースバンドの名前を出したら喰い付いてきました。話しはバジー・フェイトンやデビッド・サンボーンにまで及び、ワタシより余程の重症でした。そうなんです。ブルース好きは世間から見えない所に隠れて棲息していて、同好(同病?)の士とまみえる機会はほとんどなく、ブルースをヒトにおススメしようなんて思っていません。そんなんでヒトから「ブルースを聴きたい」と言われると困惑するのです。

 ブルースの沼は深くて広いのです。それに、演奏者が「これはブルースだ」と言えばそうでしょうし、聴くほうが「ブルースみたい」と思えばそうでしょう。病が嵩じれば、淡谷のり子が最高のブルースシンガーともなるでしょう。でもこれをヒトに説明するなんて、途方もないことです。

 ソニー・ボーイやハウリン・ウルフ、ジョン・リーやスリーピー・ジョン、マディ・ウォーターズ・・・。それからポール・バターフィルドやマイケル・ブルームフィールドといった白人ブルースマン・・・。そして日本の憂歌団・・・。ほかにもイッパイいて、とてもワタシの手に負えません。さてさて、このブルース話しどうなることやら。
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コメント

No title

奄美大島の若いCD屋さん(休業中)と
ネットで交流があるんですが、
ジャズとブルースが大好きな人で、
モダンブルースから戦前ブルースから、
超の付くマニアっぷりです。
好きな人にはあのドロドロこてこてぶりがたまらないのでしょう。

R&Bもファンクもジャズも、
ブラックミュージックは全般に好きですが、
広く浅くの身としては、
ブルース沼にはとても立ち入れません(笑)。

ロックンロールもルーツにはブルースがありますし、
イギリスにはブルースロックなんてジャンルもあって、
歌謡曲としか思えない淡谷のり子も入れれば、
ブルースの子孫はあちこちに浸透してそうですねぇ・・・。

Re: No title

> 瑞閏さん、ど~もです。
>
> 「ブルースにはロックン・ロールという名の子供がいるんだ。」
> マディ・ウォータースの「HARD AGAIN」というアルバムに入っている曲名です。
> 名作「ファザーズ&サンズ」はモロにそのテーマですから・・。

> ブルース入門にマディは刺激が強すぎるかな?

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