抗議するヤカラ

2017年8月9日
こんな事件はご存知でしょうか?有名私立の灘中学では、「学び舎」発行の検定教科書「ともに学ぶ人間の歴史」という教科書を採用しています。この教科書には、慰安婦の管理や慰安所の設置に日本軍が関与していたことと、慰安婦そのものが強制的であったことを認め謝罪した「河野談話」が紹介されているそうです。日本政府の「強制連行を示す資料は発見されていない」とも書かれていますが、この教科書採択に関して抗議の電話やハガキが学校にバンバンきているという事件です。

抗議の内容は大部分が同一で、このようなものです。『学び舎の歴史教科書は中学生用に唯一、慰安婦問題(事実と異なる)を記した「反日極左」の教科書だとの情報が入りました。将来の日本を担う若者を養成する有名エリート校がなぜ採択したのでしょうか。反日教育をする目的はなんなのでしょうか。今からでも遅くはありません。採用を即刻中止することを望みます。』

抗議者は電話でもハガキでも手紙でも、コピーのように上記の抗議を行っているのですが、「反日極左の教科書だとの情報」ってオカシイですね。「情報」ということは、自分で教科書を見たわけじゃなく、子供が実際に使っているわけじゃないということで、完全な第三者が抗議しているのです。第三者から抗議を受ける筋合いはないと言うのではなく、実際に読んでなくて「よく言うわ?」ということと、検定教科書に対する苦情は、選んだ学校じゃなく、検定済みとした文科省がスジじゃないでしょうか?

要するにスジ違いのクレームが、コピーしたような書面が中学校にバンバン送られてきているのです。それだけでなく、「兵庫県議」からも、「OB」「親」と名乗る匿名の抗議者からもです。こうした抗議は灘中以外にも10校あったとのことです。スジ違いの学校への抗議は、これ充分に”脅迫”じゃないでしょうか?抗議する相手が違うのですから。

それではなぜ読んでもいない教科書に抗議するのか、これが問題です。ちょっと考えたのですが、確かに韓国は慰安婦だの徴用工だの鬱陶しいけど、根も葉もないウソで済むことじゃなく、日本は真摯に応えてきました。この学校に対する抗議者たちは、まるで韓国が日本に対するように「反日極左」と学校に抗議していて、つまり韓国と同じことをやっているのです。

抗議する相手を文科省から学校に変え、匿名でコピー文書を送りつける。こんなヤカラ、主義や主張があるようで全くの無恥な(無知ですね)、ホントの自分の意見を持たない悲しいヤカラです。余程オツムが弱いのでしょうね?
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