映画と社会正義

2017年5月6日
随分と更新をサボってしまいました。とくに忙しかったわけでなく、とくに気がかりなことがあったわけでなく、ただ気持ちが集中しなかっただけです。つまり散漫としていただけ、気力が萎えていただけです。まだ散漫なのですが・・・。

それで何をやっていたのか?DVDを観ていました。ケッコー映画好きでして、古い映画、昔の洋画が好きでして、そんなのを中古屋さんで漁ってきて楽しむのです。以前書きましたが、レンタルビデオの草創期(30年ほど前ですが)にレンタルの取次ぎをやってまして、周りに洋画ビデオがいっぱいあったのです。でも思えば、その頃から昔のものが好きで、新作モノにはそんなに興味が湧かなかったのですが・・・。

そんなこんなで、ワタシの映画の選択は、昔観たもの、昔見逃したものがメインとなっています。それで今回買ってきたのは、「ブルース・ブラザーズ」「カッコーの巣の上で」「ガープの世界」です。「カッコーの巣の上で」が見逃したもので、やっぱりニコルソンは名優で、この映画は名作です。「ブルース・ブラザーズ」はハチャメチャですが、ベルーシのキャラクターは稀有なもので、もっと長生きして欲しかったと再確認しました。エイクロイドのトボけた味も素晴らしいですね。

それで「ガープの世界」なのですが、昔観た記憶と今回の感想が全然違っていてちょっと困惑です。頭に残っていた感想は「名作だ!」「ロビン・ウィリアムズは名優だ!」しかないのですが、なんと主人公がラストシーンで撃たれるのを憶えていなかったのです。こんなシーンを忘れて、なにが「名作だ!」なんでしょう?ヒトの記憶なんてまったくアテになりませんね。

「ガープの世界」は撃たれる。「カッコーの巣~」は窒息させられる。どちらの主人公もラストシーンで死んでしまいますが、この2作、まったく鑑賞後の印象が違うのです。違うというより正反対なのです。「ガープ」は市民運動と個人の在り方が取り上げられ、「カッコー」は個人の尊重、自由の在り方がテーマとなっていますが、「ガープ」はちょっと幸福な気持ちが湧き、「カッコー」は暗く落ち込みます。・・・でも、どちらにしても、昔のアメリカ映画には社会正義が底流にあり、観るべき価値がありましたね。
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