生粋のギタリスト

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2017年4月11日
今日は終日、雨のようです。そして寒い!このところ少しばかり暖かい日があり、「やっぱりお日様はええな~」と感じていたのに、先日の暴風雨でずぶ濡れになったこともあり、雨はもうご勘弁いただきたいものです。

今回はCD発掘シリーズですが、マイケル・ブルームフィールドを以前から紹介したかったのですが、この方、なかなか捉えどころがなくて時間がかかってしまいました。先日マイケル、マイケルと棚を探しましたら、出てきました。彼名義のCDが8枚も・・・。1枚は頻繁に聴いていたのですが、あと7枚も・・・。彼は1981年に38才で早世していますから、ワタシが買い漁っていた90年代には、追悼モノ、未発表モノ、かき集めモノなど出揃っていたのでしょう。そんな中から3枚ほど・・・。

おそらくもっとも彼を堪能できるのは「ESSENTIAL BLUES 1964-1969」で、ちょっとかき集めっぽい「THE GOSPEL OF BLUES」、そしてワタシの愛聴盤であるインストルメンタルの「Blues,Gospel and Ragtime Guitar Instrumentals」がよろしいのではないでしょうか?ライブ盤の「LIVE AT THE OLD WALDORF」もとてもいいけど・・・。

「ESSENTIAL BLUES 1964-1969」は1994年に出ていますが、これとてもイイ拾い物です。1965年のバターフィルド・ブルース・バンド以前の、1964年の演奏が5曲も入っているのですから。この5曲の演奏は米国音楽界の大御所であるジョン・ハモンドが、ブルームフィールド等の若いシカゴブルースメンを集めて録音していたものです。スゴイ先見の明!(そして、それが我が家の棚で20年以上眠っていたのです。)

ブルームフィールドのエレキ・ギターは、「EAST-WEST」で世に出て、アル・クーパーとの「スーパー・セッション」で頂点に達しました。でも、もう一つ彼にはイイ音があるのです。アコースティック・ギターです。これが「THE GOSPEL OF BLUES」でして、アコーステック2本でのゴスペルがとても美しいのです。そうすると彼のルーツはゴスペル?

マイケル・ブルームフィールド、ギタリスト・パフォーマーとしては超一流でしたが、音楽的な人生が恵まれていたかといえばどうでしょうか?ジョン・ハモンドやバターフィールドとの出会いはグッドラックでしょうが、その後はハードだったのではないでしょうか?(彼は、ディランの最初のエレキバンドのギタリストでもあったのですよ。)

「ESSENTIAL BLUES 1964-1969」では、アル・クーパーがライナーノートを書いていて、最後に「『BORN IN CHICAGO』と『WORK SONG』はバターフィールド・ブルース・バンド在籍時のブルームフィールドの青二才時代の録音からである」とあります。”青二才”とはオモシロイですね。でも彼には”名人”や”達人”や”巨匠”は似合わない。彼は生粋の”ギタリスト”だったのでしょう。
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