平和な日本人

2017年5月30日
偶に覗く FaceBook のページにこんな書き込みがありました。「なぜ北朝鮮がいつも同じ方角にしか撃たないかと言うと、日本以外の方角に撃つと、戦争になるからだよね。」これは、このところ連日に渡って発射される北朝鮮のミサイルを揶揄しているのですが、こうした”慣れてしまった”反応はよくないですね。

「なぜ同じ方向に~」には理由があります。それはロケット発射用の基地から発射するしかないからです。詳しい理論は説明できませんが、南東(かな?)に向けて発射するのがロケット発射の常識なようで、どうしても朝鮮半島からですと日本に向いてしまうのです。北朝鮮の場合、ロケット技術の応用か、いやミサイル技術の応用か、どっちにしろ日本に向けて発射させるしかできない・・・ためでしょう。

この書き込み、日本に撃ち込んでも戦争にならないとノーテンキですが、日々続く、日々強くなっている武力行使の可能性をどう考えているのでしょう?戦争や紛争の勃発、多くの場合は当事国どちらかの暴発です。この場合の暴発の意味をお分かりでしょうか?暴発=戦争被害の発生ですよ。平和な日本人は平気で北朝鮮のミサイルを揶揄しますが、武力行使の前提としてもっともあり得るのは被害の発生で、「やられたらやり返す」です。でも、あなたが被害者になるかも知れませんよ?

まぁどこの誰が被害者になるのか分かりませんが、武力行使の結果で明らかなことは、近隣諸国の被害と北朝鮮の崩壊で、2千万人の難民です。「北朝鮮は何も出来ない!」と思っているのでしょうが、そんな保障はどこにもありません。北朝鮮の先制なのか、反撃なのか、何万人もの日本人が被害に遭うかもしれません。「制裁を課す」なんて考えるのは、傲慢で危険な考えじゃないでしょうか?

米国はグラグラしていますが、それでも話し合いの可能性を出しています。それなのに我が政府は、我が安倍チャンは制裁の一点張り。北朝鮮の暴発を待っているのは安倍チャン?そんな邪推が湧いてきます。そんなんで、平和な日本人が平和なままでいられるのでしょうか?
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持ち上げるな!

2017年5月25日
ちょっと昔のこと、ワタシ、メルマガを週一だったか、3年ほどやっていました。(ホント、ヒトはすぐ忘れますね。)ムリして続けようとすれば出来たかもしれませんが、政治家や著名人のアゲアシをとったり、世の中の風潮を嘆いたり、そんな記事を書くのが苦痛となってきて、性格が曲がってきそうでやめました。息抜きじゃないけど、そんな経験もあって、ときおり「CD発掘シリーズ」や古い映画をとりあげています。

ヒトを罵倒することは案外カンタンでして、吐こうと思えばツバはカンタンに吐けるのと同じです。もっとカンタンなこともあります。それはヒトやモノを”持ち上げる”ことで、「アンタはエライ!」や「こんなもの見たことない!」はカンタンです。”罵倒”には”罵倒”が返ってくることがありますが、”持ち上げる”はそんなに突っ込まれることはありませんので、”持ち上げる”のはアリかもしれませんね。

ネットの世界で、まぁFaceBookですが、ここで”罵倒”はほとんど見ませんが、”持ち上げる”はケッコー頻繁に見受けられます。(「いいね!」は”持ち上げる”そのものです。)「イョ!社長」とか「サスガ!」といった言葉ですが、ワタシ、よくこんな言葉を書けるなぁ~っと感心してしまいます。森重久弥の社長シリーズ(古い!)じゃあるましに、「オマエは三木のり平か?」っとなりませんか?

何が言いたいのか?ワタシ、”罵倒”モノはあまり書きたくないし、”持ち上げる”のは苦手です。しかし世の中、悪いウワサと良すぎる話が大好きなようです。悪いウワサはともかく、良い話、良すぎる話なんて実際にはほとんどなく、そんな話には”ウラ”や”意図”があったりします。そう、今のこの世の中、何かに誘導する、なにかを暗に匂わす話に溢れています。これが鬱陶しいし、こんなものと同類と思われるのがイヤです。

Youtube で「こんなものを買ってみた」とか「こんなことをやってみた」というビデオがありますが、Youtuber というのか、なんでこんなものが蔓延るのが不思議です。恣意的に変ったことをやる、強引に話題を作るって鬱陶しいだけじゃないですか?世の中が変わってきているのか、ワタシが古すぎるのか、どっちか分かりませんが、”持ち上げる”をやめませんか?

今上陛下七十歳制

2017年5月23日
天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」との発言があり、さらに『被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀だけを続ければ退位する必要はない』との主張が展開されたそうです。

これに対して宮内庁幹部は、「陛下は抽象的に祈っているのではない。一人一人の国民と向き合っていることが、国民の安寧と平穏を祈ることの血肉となっている。この作業がなければ空虚な祈りでしかない」と語っています。しかし、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」ってどれだけバカな有識者が言っているのでしょう?「続くこと」と「祈る」こと以外の公務の多さが問題となっているのに、それ以外は役割じゃないと・・・。

そして、やはりこれがもっとも重要なポイントである”一代限りの退位”という愚案。なにか他の意図があるのかもしれませんが、”嫌がらせ”としか思えません。今上陛下がご自身の一代限りの施策を求めるている・・わけありません。これから先の”天皇”を慮っているのです。有識者は、天皇はヒトではなく”神”であって欲しいのでしょうが、”神”は神話の中にしか存在しません。このヒト達、いったい何の有識者なのか?それともこれにも安倍チャンの思惑が絡んでいるのか?

天皇陛下の引退ってそんなに難しいことでしょうか?どうしても天皇陛下でなければならない公務って、国会の開会や大臣の認証(任命書を渡すやつ)ぐらいでしょう?それ以外は政治家や各団体の”ハク付け”で、それこそ自分等の欲望の充足のために引っ張り出しているだけでしょう?それで引退の制度化もダメって・・・オマエラ鬼か?

何度も書いていますが、天皇陛下は”ヒト”なんです。”ヒト”が”ヒト”らしく生きていく。なんでこれを否定できるのか?天皇陛下を敬っているかのような輩が、天皇陛下を”ヒト”とせずこき使おうとしている。「宮中祭祀だけ続ければ・・・」って、”現人神”時代の再来を狙っているのか?バカな有識者メ!「今上天皇七十歳制」でいいんじゃないですか?

RICK DANKO

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2017年5月18日
忘れた頃に出てくるのがワタシの「CD発掘シリーズ」でして、前回発掘したマイケル・ブルームフィールドが9枚もあり、これを聞き込むのに随分時間がかかりました。よくよく聴くと、時代が過ぎるほどにマイケルのアルバムはアコースティックが増えてきて、エレキとアコギのみの曲なんてのがありとてもいいんです。

それで今日の発掘CDはリック・ダンコの「RICK DANKO」、1977年発売のリック唯一のソロ名義のアルバムです。リック・ダンコ、そうかの「THE BAND」のベーシストのリックです。THE BAND の解散コンサート「LAST WALTZ」が1976年ですから、ちょっと地味な存在だったリックは途切れることなく音楽活動をやっていたのですね。

この「RICK DANKO」、10年ほど聴いていませんでしたが、まったく知らなかった、または忘れていたのは参加ギタリストの豪華さです。ロニー・ウッド、ブロンディ・チャップリン(元ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ダグ・ザーン(よく知らない)、ロビー・ロバートソン(THE BAND)、etc・・・スゴイでしょう?

この「RICK DANKO」には素晴らしい曲が入っています。「SIP THE WINE」と「SMALL TOWN TALK」この2曲は名曲ですよ。「SIP・・」は、映画「LAST WALTZ」でスコセッシ(監督)とリックが、「あの(LAST WALTZ)後、なにやっている?」「音楽漬けの日々を送っているよ」との会話のバックに流れています。リックのボーカルが素晴らしい!

リックというミュージシャン、本当に「音楽漬け」でしたね。日本でヘロイン所持(不法入手?)で逮捕されたりしましたが、基本、リックは音楽に対しては真摯でした。(ハッピー&アーティの)トラウム兄弟のラジオ番組でのコンサート盤も聴いたことがありますが、とにかくハートフル、ナイスガイです。そんなリックも1999年に亡くなり、5人だった THE BAND も2人となってしまって・・・ヒトは老い、ヒトは忘れる。だけどイイものはイイのです。

オマエうるさい!

2017年5月17日
世の中、くだらないものが幅を利かすと、さらにくだらない現象が起きてしまうようです。”いいねクリック農場”なる記事がありました。大量のスマホと大量の人員を揃え、大量の”いいねクリック”を人為的に行うそうです。くだらないの極地ですな。

なんでも中国やロシアで実際にやっているとのことですが、ということはクライアント(注文主)がいるということで、記事では”横行”しているとあるのでクライアントも大量にいる、ビジネスとして成り立っているということですね。騙そうとするクライアントと騙される大衆、これどちらが愚かなのか?どっちも愚かですな。

余計なことですが、ワタシの思考法ですが、お金の流れを考えると事の本質が分かりやすくなります。まず大量のスマホですが、これ本体+電気代+通信費でケッコーします。それと場所代に人件費ですからかなりの資本を要します。それで百万クリックを発注すると How Much ?これで推測すると削ることが出来るのは人件費で、メチャクチャ人件費が抑えられているんでしょう。 言い方を変えると、メチャクチャな人件費が基本となる商売じゃないか・・・と。最悪の商売ですな。

岡倉天心が百年以上前に「最近のヒトは耳で絵を買う」と書いています。これは絵を自分の目で観て価値を計るのではなく、聞こえてくる他人の評価で計るということです。ネットのクリックもまさにこの他人の評価で、まぁそれらしく見せるためには何万、何十万、何百万といった量が必要となるでしょう。しかし、ウソも大量に集めればホントになるのでしょうか?

これは判断すること、評価することを他人に委ねるヒトが多い。また、ヒトは煽ればカンタンに洗脳できる。思い込ませることができる・・・と思われているのです。きょうびの大衆はこんなものに騙されているのです。”いいね!”があり、”よくない!”もあったと思いますが、”どうでもいい”とか”オマエうるさい!”ボタンなんかあるといいですけど・・・。
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Author:等閑堂
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