そんなものヤメちゃえ!

2016年 9月29日
最近、行政関係、まぁ政治関連のゴタゴタが多くて、しかもおカネ絡みのことばっかりで辟易としています。20年前、30年前はこんなにおカネでドタバタしていなかったと思うのです。ゴタゴタが世間にバレなかっただけなのか、それとも今の政治家や役人の行政手腕や隠匿テクニックが劣化したのでしょうか?

次期オリンピックの予算が大変なことになっています。オリンピック招致時の計画では総予算は7300億円でしたが、最近では平気に3兆円と言っています。誰がどんなイイワケや理屈をこねようが、予算が3倍になることは正当化できないでしょう。こんなことを平気でノタマウのは厚顔無恥どころじゃない、国宝級のペテン師ですね。

このオリンピックにはいくつかの団体が関わっていますが、この団体の関連がよく分かりません。まず東京都、つぎにオリンピック委員会、大会組織委員会(どこの組織?)があり、さらにこの団体間を調整する「調整会議」なるものまであります。でも、どこか何をやるのか、国民にはサッパリ分かりません。組織を増やすことは利害関係者を増やすことで、「オレにも儲けさせろ!」が蔓延しているんでしょうね?

そして、モレ聞こえてくるのは何億円じゃなく何兆円のおカネです。「3兆円使う」と正々堂々とノタマッテいるのです。ちょっと待て、オマエら何者?そう思うのはワタシだけじゃないでしょう。さらに、大会期間中は休日にするとか、近辺の施設を利用(徴用)するとか、プロ野球は控えろとかムチャクチャです。

たかだかオリンピック、そんなものに3兆円もの税金を投入する。このバカげた、このアキレかえった、この非国民の亡者ども、どうにかならんですかね?

たかだかオリンピック、金のなる木じゃなく、なにをしてもいい免罪符でもない。なのにこの無責任ぶり、無計画ぶり、無能の集まりは何だ?

たかだかオリンピック、そんなものヤメちゃえ!
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イイワケ・・ない

2016年 9月28日
どうも政治家という人種の思考が分かりません。唐突ですが、安倍チャンがいまだにアベノミクスなんたらと言っているのを聞いて、効果のほどを検証せずにさらに続けていこうなんて、ホント思考回路が狂っているとしか思えません。

まぁ政治家に限らずヒトはイイワケをする人種じゃないでしょうか?このイイワケが上手な方は話しを転嫁させるのが上手かったり、はぐらかせるのが上手かったりします。逆に下手なヒトの特徴はすぐに話しの結論がみえてしまうことで、話しが終わる前に相手は身構えてしまいます。イイワケ上手は、結論を自ら言わずに相手に推し測らせ、問題を共有化させようとします。そんなヒトは要注意です。

先日、ある本を読んでいましたら、集団イイワケの例が出ていました。まぁ会社の本社と支社間のやり取りとして、本社の経費削減要求がくるであろうと察知した支社が、もっとも痛手での少ない案を事前に本社に報告するというものです。言われる前に言っちゃうイイワケの先取りでして、案外この手は使われているじゃないでしょうか?

問題の対策を講じるのであれば、言われる前であってもいいじゃないかと思われるでしょうが、実はそうでもないのです。問題の発覚、問題の洗い出し、そこから対策が検討される。これが本筋で、発覚前の対策は洗い出しを半端なものにしてしまいます。洗い出しが怖いから対策を先取りするのであって、それでは大きな問題を見逃してしまうのではないでしょうか?

こう書いていくと、この国の多くの問題がこのパターンを踏んでいるのに気づきます。原子力政策(原発問題)・オリンピック施設・豊洲のドタバタ等々いっぱいありますが、言われる前に、国民にバレル前に対策を打ったかのように振舞う。結果どうなっているのか?問題の洗い出しがいつも不充分となっています。

会社にしても役所にしても、この国には先走りして臭いものに蓋をして回るヒトが多くいますね。でもそんなことはイイワケにしか過ぎず、そんなイイワケがいいわけ・・ないと思うのです。

漫然とした画

Hokusai
2016年 9月26日
写真の本は「北斎漫画」1~3巻です。これ本屋さんじゃなく東急ハンズで売っていました。「北斎漫画」の存在は知っていましたが、断片的にホンの一部分だけを見た記憶はありましたが、全体を通して見たのは初めてのことでした。

「北斎漫画」1~3巻ですが、これ端から3巻とも買い揃えたわけじゃありません。内容がどんなものか分からない、気に入るかどうか分からないので1巻ずつ買い求めました。おかげで3巻揃うまでに半年ほどかかりましたが、これやっぱり3巻揃っていないと後悔しちゃうものですね。

「北斎漫画」を簡単に説明すると、葛飾北斎が多くの弟子のために書いた絵手本ですが、これが評判となり一般庶民に売り出したところベストセラーになったものです。初版が1814年で最後の15編の出版は1878年で、実に64年続いた超ロングセラーなのです。総ページ数970、図版数は4000をくだらない膨大な量で、北斎が溢れています。「描けないものはない」と北斎は豪語していたそうですが、まさにその通り、生活の中のコマゴマとしたものから、空想上の動物や幽霊まで何でもゴザレです。

スゴイ!スゴイ!と書けばそれで終わってしまうのですが、スゴイ!のはスゴイ!のですが、なにか見入ってしまう、何度も何度も見返しさせる魅力があるのです。そして見返しているうちに、気づかなかった点が新たに見えてくるのです。「これは何だろう?」が何度か見ているうちに、「もしかして」とか「やっぱり」に変わっていくのです。

例えば「恵比寿さま」の絵がありますが、この「恵比寿さま」が釣った魚が「ふぐ」なんですね。なぜ魚が「ふぐ」なのか?「ふぐ」を「ふく=福」と掛けているともとれますが、いつも「鯛」が釣れるとは限らないというアイロニーなのかも知れません。北斎の絵は、絵手本であっても油断ならないフカ~いもので、だから何度も見てしまうのです。

「漫然と書いた画(絵)」だから「漫画」ということで、これが「漫画」という言葉の初出じゃないかと思うのですが、どこが「漫然」なのかと思ってしまいます。でもこの「北斎漫画」が、手塚治虫に繋がる、白土三平に繋がる、水木しげるに繋がる、つげ義春に繋がっているんじゃないかと思えるのです。筆があれば絵は描けるのでしょうが、そこに何を表現するのか?表現としての絵のチカラ、北斎という先人がいてよかったですね。

戦死者のいない国

 いま、この国は民主的な国なのか、人々は自由気儘に暮らしているように見受けられますが、本当に自由気儘なのか?イヤ、自由気儘な暮らしがが民主的な国なのか?そんなことを思うでもないのですが、一人のヒトがツラツラ考えても埒が開かないような気がします。ちょっと興味深い文章を見つけました。 原典を読んでいない孫引きですが、原典は「マッカーサーの二千日」というものですが、以下に記します。

 『まず軍事力を粉砕する。次いで戦争犯罪者を処罰し、代表制に基づく政治形態を築き上げる。憲法を近代化する。自由選挙を行い、婦人に参政権を与える。政治犯を釈放し、農民を解放する。自由な労働運動を育てあげ、自由経済を促進し、警察による弾圧を廃止する。自由で責任のある新聞を育てる。教育を自由化し、政治的権力の集中排除を進める。そして宗教と国家を分離する。』

 これはダグラス・マッカーサーが日本に上陸する前に、マニラからの機中で語った「日本改革案」です。軍事力・戦争犯罪者・政治形態・憲法・選挙・婦人参政権・戦中の政治犯釈放・農地改革・労働運動・自由経済・民主警察・公正なマスコミ・教育・権力の集中排除・信教と国家、天皇制を除けばほぼすべての民主的な要件が羅列されています。そして、もういまやこれらの全ての要件がこの国で定着していて、人々は初めから民主化は備わっていたかのように思い込んでいます。

 でも太平洋戦争で敗北するまで、この国にはこれだけの民主的要件が欠けていたのです。ですので、70年をかけてこの国は民主的な国家となったのですが、このことが忘れ去られているんじゃないか、そういう認識のないヒトが増えているように思うのです。この国の民主化の発端は敗戦で、何百万人もの犠牲があって得られた国の体制(国体)転換だったのです。

 それほど大切な民主化の要件を、政治家は党利・党略で、マスコミは無責任に営利と保身のために壊そうとしています。そういう雰囲気(空気)を充満させようとしています。おそらくこの国のヒトは、自らの手では民主化は出来なかったでしょう。でも他者から与えられた民主化であっても、この国は70年間戦死者を出していません。戦死者のいない国、これは世界的に稀少です。この希少性を保つこと、この希少性を稀少としないことが政治とマスコミの仕事じゃないでしょうか?

 先の悲惨な敗戦は、政治家とマスコミの共謀の結果です。悲惨な敗戦の結果得られた民主的な国家、これをまた政治とマスコミが壊そうとしています。歴史は繰り返すといいますが、戦後体験は皆無ですが敗戦はイヤです。絶対に敗戦しないのは、ぜったに開戦しない、戦争に加わらないことです。カンタンだと思うのですが・・・。

化け物アーチスト

2016年9月15日
久しぶりにCD発掘シリーズで、音楽の話しでも・・・。ワタシ、80年代後半から90年代の初めくらいまでは、CDをヤタラと買っていました。この頃、特にお気に入りだったのがライ・クーダー、マイケル・ブルームフィールド、セロにアス・モンクなどですが、今回見つけたのはヴァン・モリソンです。

ヴァンをリアルタイムで聞き出したのは”Wavelength”あたりからですが、ヴァンは律儀な方で1年1作のペースでアルバムを出していまして、随分と楽しませてもらっています。ヴァンは60年代から活躍していますから、ネタはいくらでもあるのです。

でも今回発掘したのはちょっと変わっていて、「The Best Of Van Morrison Volume 2」という1993年モノのベストアルバムです。何が変わっているのか?ワタシ、習慣としてベスト盤は買わないのになぜかあるのです。そんな記憶アイマイなものですから、あまりこれを聞いた覚えがないのです。

このライナーノートを見て分かったのですが、これVolume2ですが、Volume1にあたるもの、Volume3も出ていまして、でもベスト盤ですので持っていません。じゃなぜVokume2があるのか不思議です。まぁ40年以上のキャリアのヴァンですから、ベスト盤3枚くらいは不思議じゃないのですが、なぜにこれだけが・・・?

このVolume2、80年代後半から90年代くらいまでの曲がピックアップされていて、堂々と歌い上げるヴァンのスタイルが確立された時期のもので、貫禄があって非常に良いのですが、丁度真ん中あたりに60年代の、ゼム時代の曲が2曲入っていて、これが若々しいヴァンのボーカルがアクセントとなっていて、とてもいいのです。

その2曲が、ジョン・リー・フッカーの「Don't Look Back」とボブ・ディランの「It's All Over Now Baby Blue」でして、この2曲がとてもいい!「Don't Look Back」は、近年(いつのかは知らない)のコラボものをYouTubeで見ることができますよ。でも秀逸なのは「It's All Over Now Baby Blue」です。

「売らんかな!」で編集されるベスト盤は好きじゃないのですが、このベスト盤3部作は1990年から2007年とナント17年もかかっています。やっぱりヴァン・モリソンというアーチスト、並みの尺度では計れない化け物ですね。いいものを掘り出しました。
プロフィール

等閑堂

Author:等閑堂
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