疚(やま)しい役人

2016年6月28日
ワタシ、自他共に認める経済オンチですが、今日見つけたこの記事はワタシには理解困難で・・・難しいのです。

それは、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、不正会計問題や自動車排ガス不正で株価が下落して損害を受けたとして、運用委託先を通じて東芝と独フォルクスワーゲン(VW)に損害賠償を請求した」というものです。

GPIFというのは、例の安倍チャンが株式運用をドンドンやれとハッパをかけた組織で、なにやら膨大な額の評価損を出したとか言われているところです。その評価損の一部がこの東芝とかVWなんでしょうが、素人がこういっちゃ失礼ですが、株式運用は上がっても下がっても自己責任ですよね?

企業にとって株価はとても重要なもので、自社の株価を自ら落とすような行為を企業がやらかす分けはなく、不祥事の発覚といえどもこれを以って企業が損害賠償に応じるとは、とても考えられないですよね?これに応じると、世界中の株主に損害賠償を求められちゃいますからね。

そもそもが株価下落で損害賠償を請求することがオカシイ。そもそもがGPIFだって自らの資金じゃなく年金積立金の運用ですから、役人も政治家も自分の懐はイタミません。そもそもが株式運用はなんら利潤や元本が保障された取引ではありません。だから、そもそもが年金積立金を株につぎ込むことが間違っているのです。そもそもが国民の資産なのですから、増えるか減るかより、絶対に減らないことが肝心なのです。

そんなことは百も承知なんでしょうが、それじゃなぜ損害賠償を請求するのでしょうか?これはちろんイイワケなのですが、役人もウシロメタイ、なにか疚(やま)しいのではないでしょうか?だから無駄とは分かっていても損害賠償を出すのではないでしょうか?それで役人は体裁が保てるかもしれませんが、資産を減らされた国民はどうなるのでしょう?経済オンチにはこの辺が分からないのですが・・・。
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争点は国民生活

2016年6月27日
今日、プラプラと近くの郵便局まで簡易書留を出しにいきまして、帰途、横道に入ると選挙看板が立っていました。見るとはなしに眺めたのですが、家に戻ってみると、候補者の顔どころか大書してあったキャッチコピーすら憶えていませんでした。たしか「戦争反対」はあったよな・・・そんな程度です。

今度の参院選の焦点は何でしょう?全然見えてこない、争点が定まらない選挙戦になっているんじゃないでしょうか?アベノミクスは論外で、そんなものを進めるなんてトンデモナイと思っていますが、やはり経済が、この場合は国民生活としての経済ですが、一番の課題じゃないでしょうか?

安倍政権が消費税の10%増税を延期したのは、たんに参院選を目の前にしての見せかけでしかありません。どうしてかって?彼らの論理がまずは財源ありきだからです。そう、行財政改革で財源を掘り出すのではなく、あくまでも国民から絞り取ることを旨としていますから・・・。マスゾエ問題で政治資金にメスを入れやすい環境となっているのに、そんな気はサラサラないようです。

誰だって増税は嫌いですが、社会保障が改善されるなら仕方ないと、ほとんどのヒトがそう考えていると思います。これまでも常に増税と社会保障はセットで語られますが、その検証がなされたことは、少なくともこの国のマスコミではありません。増税したらその分社会保障が改善される、これが常識と思われてきたけど、ここ何年かはまったく逆の状況となっています。そう、増税して社会保障が後退しているのです。

国民年金の受給年齢は遅くなるばかりで、健康保険の保険料は高いままです。ここ何年かで社会保障は後退している。これ間違いないですよね?それで保険料が払えない事業者や個人が増え、それで市民税が払えない個人が増えています。こんな状況で出てくる政策はバラ撒き、数万円の現金の給付で、絵に描いたようなその場しのぎです。なにか、実生活と大きくかけ離れてしまっている。そんな気がしませんか?

先日ラジオで、「大企業・資産家優遇と社会保障費の高騰で貧困が広がっている」と経済学者が語っていました。まったくその通りで、大企業と中小企業の数、資産家と庶民の数、どちらも圧倒的に多いのは後者です。ということは政治の対象とすべきは、中小企業と庶民じゃないですか?争点は憲法改正ではなく、為替や円安でもなく国民生活が第一。なにをいまさら・・・。

ゴマカス言葉

2016年6月22日
”炉心溶融”という言葉がとても久しぶりに出てきました。東京電力の第三者検証委員会が公表した報告書にあったもので、なにをイマサラと思いませんか?

この公表の波紋は、まずは首相官邸から”炉心溶融”を使うなとの指示があったとして、これに対して当時の官房長官だったエダノ氏が反発し、東電の現社長は「清水氏(当時の東電社長)の指示が隠蔽に当たる」との認識を示しました。ん?で、どうだったのよ?さっぱり分からないままじゃん!

当時”炉心溶融”が使われなかったのは不確かな情報は流さないという報道方針と、混乱をきたす情報を庶民に伝えない配慮からだったのです。しかし”炉心溶融”を不確かと言うのなら、未だに3基の炉の内部は不明で、未だに”炉心溶融”は使えないんじゃないですか?事実を正確に伝えない理由が混乱をきたさないためというのはまったくの見当違いで、情報を隠匿するのはとてもタチの悪い対処じゃないですか?

この”炉心溶融”は5年も前のことでなにをイマサラなんですが、しかしこの言葉が使われなかった(使わせなかった)効果はバツグンです。原発の汚染水を、薄めているとはいえバンバン海に流していますから・・・。”炉心溶融”じゃもっと濃度を厳しく検査しなければならないし、いかに厚顔無恥な安倍ちゃんだって「収束に向っている」なんて言えないでしょう?

最近では凍土壁とかをやっていて、「凍土壁は完全に凍らず10%洩れている」と言ってます。これは説明責任の放棄でして、囲いの10%が出来ていないのはダダ洩れしているということです。”炉心溶融”を使わないとか、”10%不完全”と言うのは単なる言葉のゴマカシでしかありません。

今回の”炉心溶融”で問題となっているのは政府の指示があったのかですが、これはこれで解明すべきことと思いますが、これによって隠されてしまう言葉の使い方が問題なのです。”炉心溶融”を使わせない方は、”10%不完全”を使っているほうは、ゴマカス意図でやっているのですから・・・。なぜゴマカスのか、それが問題なんですから・・・。

脱”愚(選)挙”

2016年6月16日
梅雨らしいドンヨリとした日が続いています。ドンヨリだったら雨でもジャンジャン降ったほうがいいと思いますが、おテンキさんはとても気儘。ヒトの都合なんぞ関係なく、水が不足していようが知ったこっちゃなく、儘ならないものです。

都知事さんが案外とあっけなく辞表を出しました。多分、結構多くのヒトが次はどんな言い分けをするのか楽しみにしていたでしょうに、残念ですか?都知事の選考基準、選挙前にどの政党から推薦を得るか、現行の選挙システムはこれで決まりで、これが現実と合っているのでしょうか?マトモなヒトが出てこないのは、各政党のヒモ付きでなければ当選できないシステムが間違っていると思いませんか?

早くも次の都知事は誰がイイとの話題となっています。そして投票日が7月31日とまで出てきています。まぁ、辞任→公示→投票日と日取りは決まっていますので、なんら気の早い話題でもありません。でも何故こんなに急いで決めなければならないのか、そこから見直したほうがいいと思うのです。

1ヶ月ほどの期間で候補者の性格や能力や性向を、有権者レベルで分かるわけないですね。3ヶ月ほど選挙戦をやってもいいんじゃないでしょうか?1ヶ月で決めようとするから、名誉欲と金銭欲にまみれたどっかの政治家が、ちょっと顔の知れた著名人が出てくるんじゃないでしょうか?そんな”都政でもやるか”といった輩を、既存政党が推薦というヒモでコントロールしようとする。このシステムを変えなければ、何度でも愚(選)挙は繰り返されます。

それとこの都知事選挙で、イヤすべての地方自治体選挙で思うのですが、地元で育った、地元をよく知る、地元で納税しているヒトに立候補者を限定するのはどうでしょう?それと実際に地方自治に携わってきたヒト、現場で永く市民と関わってきたヒトがいいんじゃないでしょうか?居住○○年、就労○○年という枠を設けるのです。○○党に近いとか、○○省に強いとかそんなことじゃなく、実際に地元や現場で汗をかいてきたヒトがいいと思いませんか?

この国の中でも稀に地方自治運営がうまく行っている地域があります。そんな地域はほぼ例外なく、地元のヒトで、地元の役人で引き継がれてきているのではないでしょうか?政治が、自治体運営がとても住民に近いところで行われているんじゃないでしょうか?主権は住民で、これより優先されるものはないのですから、脱愚(選)挙ではないでしょうか?

イケニエ

2016年6月14日
もうこの方のことは書きたくないのですが、この騒ぎはいつまでもいつまでも、おそらく辞任するまで続くのでしょう。なにせこの方、リスク管理がまったくできてませんし、自分で燃料を投下していることに気づいていないのが致命的ですね。

「リオオリンピック目前に混乱を招くのはマイナス。知事の座にしがみつくつもりはない。都政を混乱させるわけにはいかないということで知事を続けている。政治家として東京都の名誉を守りたい。時間をいただきたい」と9月までの続投を希望しています。しかし、知事の座にしがみついているから長引いているわけで、都庁の電話はパンク状態でもう充分都政を混乱させているわけで、東京都の名誉云々なんてアンタに言われたくはありません。

また「リオで東京が笑いものになってしまうから。選挙をやれば50億や100億かかる」なんてことも言っています。これリオオリンピックの旗の引継ぎのことでしょうが、そんなこと誰も気にしないし、誰でもいいでことです。選挙に金はかかるけど、税金を食い荒らすシロアリを見逃すよりはいいでしょう。仰ることのいちいちが癪に障る、とても珍しい方ですね。

でもこのままの流れで考えれば、不信任案が成立して、議会を解散させて、議員選挙があって、また不信任案が成立して、これでやっと普通のヒトになるのです。これだけの流れであれば充分に2~3ヶ月はかかり、9月まで居座ることは可能でしょう?チンタラと、不誠実にいままでのようにやればいいのですから・・・。

でもこの騒ぎの流れはどうやって出来上がったのか、これちょっと不思議です。とても短時間に、とても断定的に、とても強固に辞任の道筋が出来上がったのはどうしてでしょう?頻繁な、無意味な、海外視察という大名旅行はテポドン慎ちゃんや安倍ちゃんもやってますし、しかも安倍チャンは世界各地で大盤振る舞いしてますし、公私混同は慎ちゃんの方が何枚も上手でしょうに、なぜ彼は集中砲火を受けるのでしょう?

だから推察するに、ちょっと偏屈に推察すると、本当はテポドン慎ちゃんに言いたかったこと、本当は安倍チャンに突きつけたいことを彼にぶつけているのではないでしょうか?そう見ると、この騒ぎの盛り上がりも納得できるのではないでしょうか?公正なこと、公平なこと、市民感覚に添うこと、こうした大事な事柄が等閑(なおざり)となっている。慎ちゃんや安倍チャンは叩けないけど、同じ穴のムジナ、マスゾエならいいか?イケニエ?そんな感じがするのですが・・・。
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等閑堂

Author:等閑堂
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