ヒトの生活

2016年4月26日
今日目にしたニュースの中にこんなのがありました。「馳文部科学相は25日、省内で熊本県の村田信一副知事らと面会し、熊本地震で被災した文化財や学校施設の復旧に関する緊急要望を受けた。村田氏は、特に大きく損壊した熊本城について、『この姿は子供たちにとっても大変ショッキングなことだ。心理的な影響が大きい』と述べ、修繕に必要な費用の負担などを求めた。馳氏は、『何年かかっても必ず復活させるという方針で取り組む』と応じた。」というものです。

熊本城の復旧については、日本船舶振興会(ボートレースの興行元)が震災復興全体で90何億円、熊本城に30億円の費用を出すと言っています。船舶振興会はお金があるでしょうから信憑性がありますが、文科相はどこからこの予算を捻り出すのか、何が「何年かかっても必ず復活させる」と言えるのでしょうか?

そもそも熊本の副知事が文科相を訪ねて、熊本城の損壊で子供たちがショックを受けていると陳情することがオカシイでしょう?ライフラインは?住居は?震災で破壊された家屋の残骸が積み重なっているときに、誰一人住んではいない熊本城を優先させようといのうでしょうか?

東日本大震災のときも「奇跡の一本松」や、ビルの上に乗り上げた船舶などを残そうとする”メモリアル”が幅を利かせていました。その時も書いた覚えがありますが、”メモリアル”なんて復興がなった後で充分で、ヒトの生活の復興がなによりも優先されるべきじゃないですか?

「熊本城は”メモリアル”じゃない。熊本の象徴だ。観光資源だ。」とノタマウかもしれませんが、象徴だって観光資源だって同じことです。住民が苦境から抜け出していないのに、”メモリアル”も象徴も観光資源も、そんなもの後回しでいいんですよ!

東日本大震災のときも福島県は住民の流出ばかり考慮して、住民の安全や生活は二の次でした。まずは住民でしょう?副知事さんも文科相も、何がお城だ?バカ言ってんじゃないよです。ヒトの生活より優先するものがあるものか・・・と思うのです。
スポンサーサイト

ヒト科ヒト目多舌種

2016年4月21日
久しぶりにとても醜悪なヒトを見ました。ワタシの記憶が正しければ、確かこの方は元自民党で、確か総務大臣かになって、党の規約の年齢オーバーで推薦が貰えず離党し選挙で負けて、どの選挙で復帰したのか知らないけど、いまや有象無象の集まりでエラソーにしている方です。

このお方が仰ったのは「この地震はいいタイミングで起きた」というものです。トンデモな失言で訂正したそうですが、ワタシは政治家には失言はないと思っています。彼らは喋るのが仕事で、喋る内容の影響力で喰っているのですから。この地震発言も彼としては充分計算した言葉で、これほど反感を買うとは思わなかったのでしょう。要するに、国民感情と遠く離れているということです。

コレとは違ってバレバレなのに厚顔を晒している方もいます。例のオスプレイでの被災者救援の件です。防衛大臣は「米側から申し出があった」としていますが、米海兵隊は日本政府からの要請とハッキリと発表しています。この問題、早くて規模の大きい救援であればいいじゃないかと思われますが、九州には自衛隊の大型ヘリ基地があり、自衛隊の大型ヘリはオスプレイより搭載能力が高いのです。

より迅速な、より効果的な救援策をとらず、嘘をついてまでオスプレイを使ったということです。コレ、地震の被災者をダシにしてオスプレイの宣伝をやったということです。そして安倍チャンの「激甚災害指定」の出し惜しみがあります。今回の対応は3年前の山口豪雨とまったく対照的なものです。これナゼでしょう?

災害を喜ぶ奴、省益(オスプレイの宣伝は防衛省の利益となる)のために平気で嘘をつく奴、地元の災害じゃないから本気で対応しない首相。ホントこいつら醜悪です。こうした様々な弁を弄す輩をみていると、もうヒトじゃないと思いませんか?そう、ヒト科ヒト目多舌種という人種じゃないか思いませんか?

スクーター購入

2016年4月20日
数日前にバイクを買うこととなった経緯を書きましたが、なんとも素早くことが運び、昨日納車されてしまいました。ホンダの可愛らしい原付スクーターです。

永い付き合いの自転車屋のオヤジを、難病に罹ったオヤジを励ますつもりで購入を口にしたのですが、ワタシ自身は250cc位の中古モノを考えていました。でもワタシは普通免許しかないので、自動2輪の免許取得からと考えていたのですが、急転直下可愛らしいスクーターとなってしまいました。

先日の口約束どおりに、昨日バイク購入の相談に行ったのですが、「250位がいいから免許を取らなきゃ」と言うと、「えぇ、遠乗りするの?」「買い物なんかのアシ代わりでしょう?」「そんな無駄なもの!」と強力に否定されてしまいました。そして「免許取るだけで15万はかかるよ!」「原付で充分!」と決めつけられてしまいました。

そう、ワタシは遠乗りなんてしないし、近所をブラブラしかしない。完全に見透かされています。さらに驚いたことに、ワタシが15年ほど乗らない原付を庭の隅に放置していることを憶えていて、「まず今のを廃車してあげるから」とノタマウのです。もう従うしかありません。

それで仕方なく、店の奥のほうに並べてある中古バイクを眺めにいくと、ホンダの可愛らしいスクーターがありました。なに気なく「これ可愛いね」と言うと、「コレいいよ。力あるし、モノは入るし、チョコチョコ乗るにはいいよ」で決定です。即座に廃車手続きの書類を書かされ、「何時に取りに行こうか?」です。

3時に自転車屋の若い衆がウチにバイクを取りにきました。そしてバイクを軽トラに積み込んで、「スクーターは夕方までに持ってきます」と。あまりの手際のよさ、素早さに驚いたのですが「あっ、そう」としか言えませんでした。そして夕方、ホンダの可愛らしいスクーターが納車されたのです。

このスピードは何なんだと思うのですが、早さには早さでして、今日午前中に代金の支払いに行きました。これまた仕方ないでしょう。で、彼と話ししていると、昨日まで感じていた顔色の悪さが消えていたのです。ドス黒さが灰色がかった肌色に変わって見えるのです。ん?オレの思い過ごしか?まぁそれならそれでいいんですけど・・・。

とりつく島

2016年4月19日
昨日、原子力規制委員会が今回の熊本地震を受けて臨時会合を開き、鹿児島の川内原発を停止させない方針を決定しました。臨時会合を開き方針を発表するのはいいとして、「既に今回より大きい地震を想定」と言い切るのはいただけませんね。

地振動の大きさやマグ二チュードがまだ足らないということで、「科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない。」そうです。でも、今回の地震で益城町で地振動1580ガルが観測されています。地振動の基準は、科学的根拠というものは620ガルです。益城町と同じ規模の地振動が、そんなに離れていない川内で起きる確率は高いと推察するのはトーゼンじゃないでしょうか?

地震そのもののメカニズムが解明されていない現状で、科学的根拠という言葉を持ち出すのは逃げている、誤魔化しているだけです。問題は、現実に近い地域で基準以上の地振動が起きていることです。現状の科学では余震と本震の区別もできてなく、科学的根拠なんてもともと無いんです。これ理解いただけますかね?地震発生の予測が当たったことはないでしょう?

そんな中、ニュース画像では熊本の断層帯と鹿児島の川内とつながって見えます。これはさらに愛媛県や香川県にまで連なっています。益城町の映像を見て、益城町で起きたことは川内でも起きかねないと考えるのはトーゼンです。愛媛県や香川県の人達が不安に思うのもトーゼンです。

このトーゼンに感じる不安に何も答えずに「国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない。」と言うのは、行政の対応としてはまったくの失格です。やっと動き出した川内原発を止めたくない。企業と原子力村の要望があるのでしょうが、その結果は5年前に出ています。また同じことが起きる可能性があるのです。

おそらく多くの国民が同じように考えると思いますが、この答えがありもしない科学的根拠で、こういう対応を「とりつく島がない」と言います。国民は行政(国)や官僚や企業のためにいるのではなく、行政や官僚や企業が国民のためにあるのです。日本語はよく主語を省略しますが、行政の主語は常に国民のはずで、「とりつく島」は国民なのです。

普段どおりに

2016年4月13日
参りました。困ってしまいました。先日のこと、もう40年近い付き合いとなる自転車屋さんに、半年振りくらいに寄ってみたのですが、半年前に彼と顔を会わせたのか定かじゃないのですが、その時の彼はどっしりした体つきが半分ほどに細くなり、だぶついていた首周りはスッキリと骨ばり、そして顔色がドス黒くなっていました。

「酷い目にあったよ。」と開口一番、彼が言いました。なんでも足元がヨロめいて倒れたときに大腿骨が折れたそうで、その大腿骨にボルトが3本ほど入っているそうで、レントゲン写真が入ったファイルを素早く開いて見せてくれました。そしてファイルをめくって見せてくれたのですが、そこには「直腸癌」とか「肺に転移」とか書かれていました。

「お茶でも飲んでいきなよ。」と奨められたのですが、「これから出かけるところで、帰りに寄るよ。」と言って店を出てしまいました。なんで顔出したのか不自然ですが、彼の店は近所の方やお客さんたちの溜まり場となっていて、そのときも先客がいたので気まずくならずに退去出来ました。

まぁ実際片付けなければならない用事もあったのですが、店を出るとドォっと気持ちが落ち込んでしまいました。「なんでアイツが?」「なんであんなに明るいヤツが?」そんな恨み節が沸々と湧いてくるのです。

そしてその日の夕刻、ワタシは約束どおりに店に顔を出しました。この時はさらに先客が増えていて、マトモに話せそうでなく、ワタシは彼に「また来るよ。」「またバイクに乗ろうと思ってんのよ。相談に乗って。」と声を掛けました。彼は「いつでもおいでよ。」と手を振りました。

これ嘘じゃありません。ワタシ本当にバイクに乗ろうと思っています。でも咄嗟に出てきた言葉です。でもそうなんですね。何があろうと普段どおりに付き合う。これしかないですよね?
プロフィール

等閑堂

Author:等閑堂
”ひつじのこ”にようこそ!
あなたの日々積み重なるものはなんでしょう?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ