原発先送り

2014年2月27日
この25日に、政府は「エネルギー基本計画」を発表しました。これは原子力発電を国のベースロード電源と位置づけするもので、地熱や風力、太陽光といった自然エネルギーではなく、原子力発電が今後のこの国の基本となるということで、そろそろ原発を再稼働させようということです。

「エネルギー基本計画」ですから、ベース・ピーク・ミドルといった利用状況別の言及もあるようですが、原子力を推す理由が安定供給と発電コストの安さとあり、コイツラなん~も反省していませんね。安定供給だって、原発が1基も稼働していない現状でも安定しているし、停電はそうそうありません。原発稼働のための土地収用費用や、助成金や優遇措置や、過酷事故の際の損害賠償などを無視したコストなんて意味ありますか?そして10万人以上も避難したままで、広大な土地を追い出されたままで、実際の耕作不可による被害と風評被害まであり、原発を安価なエネルギーなんて誰も信じやしないでしょう。このコストの件と、「原発が原因で亡くなったヒトはいない」という話を聞くと腸(はらわた)が煮えくりかえるほど頭にきます。

しかし、しかしワタシは原発推進派なのです。何度も書いていますが理由は「Too Late」です。既に50数基もの発電所があり、廃炉技術はなく、既に何万トンもの放射性廃棄物があり、処分方法もなく処分地も決まっていない。こんな現状での「脱原発」は「Too Late」でしょう?

自民党政権が決めなければならないのは、彼らが作り出した原発を制御することで、止めることでも、推進することでもなく、目先の利益しか考えていない「エネルギー基本方針」なんかじゃないのです。でも現状、政府がやっていることは「ベース電源」を「ベースロード電源」に変えたり、いまだに原発を安価なエネルギーと偽るなどで、まったく将来を見据えていません。

同じ結論になってしまいますが、「原発(放射線)を制御するために推進する」とすればいいのです。そして、原子力村を解体し、広く世界中から知識や知見を集めればいいのです。問題の先送り、ウヤムヤにしちゃう「エネルギー基本計画」じゃダメなんですよ。
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呆け話し2題

2014年2月26日
2020年にオリンピックをやるらしい東京都の知事マスゾエが、ソチから帰国して斯くノタマワリました。「(現地では)ロシア語以外、通じなかった」、「言葉のバリアーをどうするか。片言でいいから全東京都民が英語をしゃべれるぐらいになればと思う」とです。マスゾエって真性のバカじゃないでしょうか?

最近、言葉が通じないから外国で、習慣が違うから外国だと書きましたが、国民、都民が英語を喋れなければ外国人は訪問できないと考えているのでしょうか?ワタシは逆に言葉が通じない、習慣が違うことが異国であり異文化あり、異国とか異文化を享受できないヒトは外国を訪問するべきじゃないと思っています。仕事で必要なヒトが必要なだけ喋れればいいだけで、何が全東京都民だか、やっぱバカでしょう?

もう一つのおバカな話しは外国人労働者の問題で、安倍チャンは「外国人技能実習制度」とやらを拡充したいらしいです。インドネシア人看護婦や介護士と同じように、建設業労働者をベトナムから調達しようとしているとのことです。日本は労働力不足でベトナムは労働力を売りたがっている、だからベトナム人を国内で働かせようとの魂胆です。

これもとてもおバカ話しです。何故かって?国内に定職に就けない若者がいっぱいいるのに、安直に労働力を輸入するのはおバカでしょう?介護職も建設業もそうかもしれませんが、仕事の内容や賃金と若者の要望が合わないから、介護職や建設業に人手不足が起きるわけで、問題は国内労働市場のミスマッチじゃないですか?それを、自国の若者を差し置いて、海外から労働力を買い込むなんてバカげていませんか?

いまこの国は、いつでもクビを切れる派遣労働者を国策として増やしています。また、奨学金の取立てを厳しくしています。自国の若者を冷遇してなにが外国人労働者だ?なにが少子化対策だ?ホント呆けたことで・・・。(若者は選挙権が無い、選挙に行かないからどうでもいいんでしょうか?)

本を破く

2014年2月25日
最近、東京都内の図書館で本が破かれているそうです。今日は横浜でも起きたとのことですが、破かれる本は「アンネの日記」やアウスビッシュ強制収容所関連の書籍だそうです。

図書館の本を破く、誰にでもできる安直なイタズラですが、なぜ破くのか?なぜ「アンネの日記」などのユダヤ関連書籍なのか?動機も分からないのですが、目的がサッパリ分かりません。まぁ「アンネの日記」ばかりあるったけ破けば目立つのは目立つでしょうが、でもそれだけじゃ何も伝わりません。ただのマナーの悪いヤカラの、性質の悪い行為でしかありません。(それにユダヤ人に関わる差別や排斥問題は難しくて、ワタシなぞも何もわかりませんし、タイテイの日本人はほとんど何も分からないのではないでしょうか?)

このニュースを伝えた産経の記事には、秦の始皇帝やナチスドイツのヒトラーが行った「焚書(ふんしょ)」が取り上げられていました。国家規模である思想や思想家や団体を排斥する「焚書」を、このニュースに添えるのは大袈裟すぎますね。本を破く行為が「焚書」に値すると言いたいのでしょうが・・・。

でも船橋市の市立図書館で、ベテラン司書が独断で西部遭氏や渡部昇一氏の著作を廃棄していたことを、産経以外の新聞が報道しないのは不思議なことと書き加えられていまして、産経が「焚書」と大仰に構えるのもしかたないのかな~?

まぁ、隠れてこっそり本を破くヤカラがどうしようもないへタレなんです。まぁ、理路整然と反ユダヤを口にする素養も思想も度胸もないから本を破くのでしょうが、こうした隠れてコソコソがこれから流行りそうで、イヤな渡世になったもんです。

逡巡と断行

2014年2月21日
今日、この頃がおそらく寒さの底なんでしょうか?底という表現がいいと思うのですが、ラジオで寒さの「どん底」という表現を聞いたのですが、「どん底」なんて言葉は使って欲しくないのです。底で充分。

先日の散歩のついでに寄った3つの名前を持つ池ですが、夏場に藻が大量に発生し悪臭を放っていたのですが、水門を開放したのか、今やフツーの池に戻って、魚も戻って、水鳥たちも戻ってきています。フツーの鴨の類が(雑な表現で恐縮です)目につきますが、黒い体に黄色っぽい嘴の鵜もそこここにいました。

この鵜、川鵜(カワウ)と思いますが、見ているとケッコウ楽しいものです。ヒトが潜水するのと同じ要領で頭からズボンと潜り、10秒20秒で水面に顔を(嘴を)出すのですが、ちゃんと小魚を咥えています。鵜には獲物を見せびらかす気はないでしょうが、そんなことするからヒトに横取りされると合点がゆくのです。

この鵜、この鳥の特徴かもしれませんが、水面に着水する動作もケッコウ面白いのです。水面まで降下していき、着水姿勢をとりながら、ケッコウな距離を、水面ギリギリを飛び続けるのです。「チベテェ~かな?」と暫く逡巡して、「シャァ~ないか」と着水しているようで面白いのです。なかなかフンギリ(踏ん切り?)がつかない?イヤ、決断できない?諦めきれない?どれなんでしょう?

着水の姿勢をとってから実際に着水するまでの間(マ)が、朝フトンから出れない自分と重なるのですが、そのダラダラ~ッとした間が大好きなのですが、間が延びれば延びるほど次の間がツラクなるのにダラダラしてしまう。鵜の着水からそんな連想が浮かんでくるのです。

逡巡と断行。鵜の着水から、大袈裟に、勝手に妄想しているだけですが、「チベテェ~かな?」からドボンに移行するタイミングが気に掛かるのです。何事も逡巡と断行のタイミングなのだ!(なんのこっちゃ?)

トヤカク言うな!

2014年2月20日
イヤでも耳に入ってくるオリンピックのニュース。聞きたくないものが多いのですが、もっとも聞きたくないニュースが入ってきました。

でかい体に極小の脳ミソの元首相がフィギュアスケートの浅田選手のことを、「見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事なときは必ず転ぶ」と言ったとか、さらに「負けると分かっている団体戦に出して恥をかかせることはなかった」とも言ったとか。もう見事にデリカシーというものが欠落していますね。こんな言い草はキライですが、「早く死ねばいいのに」と思わせるヒトですな~。

夏冬ともにオリンピック種目にはとても疎いのですが、特に冬のスポーツには難しい面があるように思います。それは採点がある種目で、ジャンプは飛べばいいだろうと思いますが飛形点という採点があり、フィギュアスケートはほぼ採点ばかりのようで、デコボコの斜面を滑り落ちるスキー競技も早さだけでなく採点があります。この採点が、単純に勝ち負けだけの世界に余計な、政治的な駆け引きをもたらしているように思えるのですが・・・。

競技には勝者がいて敗者がいて、誰でも勝者となることも敗者となることもあります。勝者への称賛も、敗者への侮蔑や慰めも、ともにとても個人的なもので、ともに個人に帰するものです。称賛することはいいとしても、個人に帰する結果を、公人やメディア、何の関係もない同国民がトヤカク言うのはどうなんでしょう?

個人への称賛や侮蔑といったものを我が事のように思い込むのは、まぁいいとしても、誰が世界1位であろうと、誰が世界10何位であろうと構わないじゃないですか?まぁヒトは常に”他との比較”で自らを推し量るのですが、結果が個人のものであれば余人が言えることなんかないじゃないですか?

だから、こうした感情を煽る、ランク付けをやることがキライなのですが、付いてしまったランクは個人が背負って行くものです。だから騒ぐのは止めろよと思うのですが、そう思いませんか?
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等閑堂

Author:等閑堂
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