この冬の愉しみ

2013年11月30日
いつもいつも、この世は騒がしい。それは騒ぐことを主体としている新聞やテレビといったメディアが、彼ら自身の仕事をしっかりやっているからで、イイことか、ワルイことかは別として、騒ぐことが好きな民族の、この国の宿阿なのかもしれません。

それで最近気になっているのが”食品偽装”問題で、このところメディアに登場する機会が減ってきているのではないでしょうか?関西の大手ホテルチェーンのレストランで一斉に出てきて、偽装の対象が宅急便の低温保存へと流れてきていますが、東京の有名ホテルやレストランに飛び火してこないのなぜでしょう?

かの東京ディズニーランドの施設内や関連のホテルでも、食品偽装はあったそうですが騒がれません。不思議ですよね?例えば有名レストランや割烹で高価な料理を注文して、こっそりと食べたフリをして食材を持ち帰り、その食材の正体をつきとめることが起きても不思議じゃないのに、起きませんよね。不思議ですよね?

そうこうしているうちに年末となります。年末となるとクリスマスがあり、正月が来ます。そうケーキだの、七面鳥だの、黒豆だの、栗きんとんだのの季節となります。するとトチオトメ使用だの、米国産七面鳥だの、丹波の豆だの、どこかの栗だの宣伝するのでしょうが、宅配すると”ブツ(商品)”が客先に渡るわけで、証拠物件を宅配するわけで、偽装だったら大変なこととなります。食品だけじゃなく、正月恒例の福袋なんてものも、定価5万円相当と謳うと、一つ一つを綿密に調べられるわけで、エライことになります。この国にはもう信用できる、絶対裏切らない会社や店舗なんてないのですから・・・。

邪推ととられても仕方ないですが、メディアがちょっと騒ごうと持ち出した”食品偽装”が、気がつけばこの国の隅々にまで蔓延していて、このまま拡大させるとこの国の”通常の商売”が成り立たなくなる。それが明らかとなり、それで火消しに掛かっている・・・とは思いませんか?

この”食品偽装”が露わになってきた時、ワタシなぞは商品宅配の半分はダメになるんじゃないかと思いました。このまま年末に突っ込んでいくと面白いことになると、半ば愉しみと思っていました。ハテサテ、この冬は愉しみとなるのか、ガッカリとなるのか、”偽装”の先行きは興味深いのです。
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2D3D7転8倒

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 ちょっと今回は趣向を変えて、(ネタはいっぱいあるけど悪口・罵倒ばかりになるので、)ワタシの本職がらみの写真関連商品のことでも・・・。(ワタシ写真業界で30年以上メシを食ってきて、未だに写真関連商品に縋りついています。)

 掲出の写真は、オリジナルは白黒の方で、1952年にフィリップ・ハルスマンが撮影したマリリン・モンローです。カラーの方はワタシが着色したもので、1枚のプリントで、見る角度により白黒とカラーに切り替える”2面チェンジ”写真の元画像で、こうした写真関連商品を開発しようとしています。

 ”2面チェンジ”というヘンな画像を作っているのですが、これは3D(立体)写真の亜流というか傍流というか、3Dと同じ技術を使って、レンチキュラーレンズというフィルターのようなものを使う写真表現です。合成方法によって3Dにも”2面チェンジ(2D)”にもなりますが、2Dの方が写真の面白味をより表現できます。写真のように白黒からカラーもできますし、手を振ったり、お辞儀したりする”動く”表現もできますから、2Dの方が3Dよりバリエーションが多くて面白いのです。

 こうした写真関連商品は、どうしても”動く””音が出る”動画と、大量に刷られる印刷物や普通の写真と比較されます。すると、パソコンやスマホ関連の動画と比べて”低レベル”となり、普通の写真と比べて”高価”となる半端なジャンルのものです。しかし、ワタシはこの半端なジャンルに拘っているのです。

 なぜこんなものに拘って写真関連商品を作るのかですが、理由は価格と利便性と”個の楽しみ”です。PCやスマホなりの動画は機材と電源と電話回線が要り、コストとして機材と回線の維持と使用料が必要で、利便性がいいとも言えません。また、今までの個人の写真が大幅に減少していて、写真を”個の楽しみ”とする習慣が廃れてきています。

 写真というものは、簡単に撮って、簡単に飾って、簡単に贈れるとても優れた商品なのに、インターネットやデジタル技術の進展で絶滅しかかっています。そこで、永く楽しめる、永く飾れる、いつでも贈れる写真商品をと考えているのですが・・・七転八倒しています。

なんか切ない・・

2013年11月27日
『60年前に生まれた東京の男性について、東京地方裁判所はDNA鑑定の結果から病院で別の赤ちゃんと 取り違えられたと認めたうえで、「経済的に恵まれたはずだったのに貧しい家庭で苦労を重ねた」として 病院側に3800万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。』このニュース、実にイヤな、実に暗い気持ちにさせらます。こういうのを”切ない”というのでしょうか?

さらに、こんな一文まで付いていました。『本来、経済的に恵まれた環境で育てられるはずだったのに、取り違えで 電化製品もない貧しい家庭に育ち、働きながら定時制高校を卒業するなど苦労を重ねた」』と・・。年寄りの繰言を承知で云えば、「氏より育ち」はどこへ行った?「苦労はかってでも」と云わないのかと思うのですが、どうなんでしょう?

世の中の”幸福”の基準は、家電製品に囲まれた文化的で安穏な生活で、お金の苦労をせずに生きていくことなのでしょうか?経済的に恵まれずに育つことがそんなに屈辱的なことなのでしょうか?この理屈だと、この裁判の判決だと、資産の多寡でヒトの人生が決まってしまいますし、そんなに”貧しさ”を否定していいのでしょうか?

ほんの60数年前のこの国では、(イヤ現在でも)”貧しさ”は普通のことで、”貧しさ”があるからヒトは発奮して努力してきた。その結果が今の生活で、誰もが豊かな生活からスタートできるわけはないし、豊かな生活がいつまでも続くなんてこともなく、自分がやってきた言動の積み重ねが今現在じゃないでしょうか?

ちょっとズレそうですが、幼稚園でカケッコしても1等2等を決めないという話しを思い出しました。まぁ”差”をつけない教育だそうですが、しかし実際の世の中で”差”がつかないことはなく、”差”があるからこその世の中じゃないかと思うのです。また、金銭でその”差”が、自分の半生が埋め合わせられるとは思えないのですが・・・。

年月の積み重ねは遡ることなんか出来ないし、遡っちゃいかんのではないでしょうか?それを裁判所がムリヤリ遡らせて金銭で補償する。全然しっくりこないのですが・・・。なんか切ないですな~。

晴れない霧の中

2013年11月26日
川が近くにある我が地元では、今朝はスゴイ霧がかかっていました。まぁそれも小一時間で晴れましたが、相変わらずこの国は霧に包まれているようです。

どうも東京都民はツイテいないようで、都を統べる人材に恵まれていませんね。テポドン慎ちゃんも酷かったけど、次の”元小説家”も酷いものです。使う予定のない大金(5000万円)を借りて金庫に仕舞っていたとか、しかもそれが都知事選前で個人的な借金だったとか、そんな筋の小説書けないだろう?自分の言動の辻褄を合わせることもできないなんて・・・。酷いと思いませんか?

そして年末が近くなると出てくるのが鬱陶しいこの2つ。”流行語大賞”と”今年の一字”というやつ。そんなものどうでもいいじゃないか・・・と思いませんか?まぁ世の中の潤滑油と思えばいいのでしょうが、潤滑油も過ぎればツルツルと空回りしてしまいます。潤滑油じゃなくて世間の目を誤魔化す”目晦まし?または批判をかわすための”ガス抜き”なのか?

そして今日、”秘密保護法案”が衆院を通過しました。まだ相変わらず「安全保障の機密情報を漏えいした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案」と、長ったらしい”枕詞”がついていますが、何も中身が変わっていないのに賛成に転向した「みんなの党」と「維新の会」、党名を騙るのは止めたらと言いたくなります。お前ら自民の”小さな派閥”じゃないか・・・と思いませんか?さてさて明日の参院ではどうなることやら・・・。

チョロッと最近のこの国状況を上げましたが、この国の行く先は今朝の霧の如くですが、いっこうに晴れる様子がない霧でして、この悪化、劣化状況どうにかなるのでしょうか?

ビジネスの祭典

2013年11月22日
いい天気が、この時期らしいいい天気が続いています。ちょっと寒いけど、いいんじゃないでしょうか?でもこんないい朝なのに、ラジオでイヤな話しを聞いてしまいました。オリンピックに関することです。

ズバリ、オリンピックのお金のことでして、なんでも最高位スポンサーは100億円とか、国内だけのオフィシャルスポンサーが6億円だとか、2億円だとかのお金の話しです。この話しを取り上げたコメンテーターはこの金額に異を挟まず、逆に経営者の優柔不断な対応を指摘していて、グローバル経営がナンタラとノタマッていました。

ワタシの個人的な認識では”広告宣伝費用は商品価格に反映される”のですが、100億円の広告宣伝費用なんて、グローバル企業とすればカンタンに穴埋めできるのでしょうが、穴埋めさせられるのは消費者でして・・・これでいいんでしょうか?

ここまでだと大金を拠出する大企業に疑問を呈することとなりますが、本当に疑問を持つのは”興行主”です。”興行主”って分かりますか?そうIOC=国際オリンピック委員会という組織です。このIOCの委員が来日して、大企業に挨拶回りをしたそうです。そう営業回りです。

100億円にしても、6億円にしても、2億円にしても、これらは権利を得るための費用で、云わば看板代です。これに実際の宣伝広告費用が発生するわけで、100億円はカンタンに200億円にもなり、当然企業持ちで、当然商品価格に反映されます。これってフツーに考えれば、とてもとてもバカらしい話しでしょう?

そんな営業周りのIOC委員が、「野球もソフトボールも除外が決まったわけじゃない」と云っていました。自らが参加種目から除外しておきながら、野球やソフトボール関係者にも、アテのない権利ビジネスへの参加を呼びかけているわけで、なんとも醜悪なヤリクチです。

自らは汗を流さず、自らは手を下さず、”権利”だけで大金をせしめる。このスポンサー費用だけじゃなく、さらに膨大な映像の放映権料収入もあります。たかだか運動会を主催しているだけなのに、金まみれ、拝金主義極まれりです。なにがスポーツの祭典だか?
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等閑堂

Author:等閑堂
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