最も大きな課題

2013年6月30日
今日で今年の半分が終わるのですが、ホントいろいろなことがありました。最近でも、大阪市長の一連の騒ぎ、富士山の世界遺産登録、岩手県議のTwitterと自殺、投票率の低かった都議選・・・等々とホントいろいろでした。しかし、亡くなった方にはキツイけど、なにかドウデモいい瑣末なことばかりのような気がします。

いまこの国で一番重要な問題は何かと考えれば、全然目立たない記事でしたが新潟県知事が語った、「田中委員長は、私の質問に『答える義務はない』と発言した」じゃないでしょうか?これは、原子力規制委員会が原発安全基準に関する知事の質問に対して「答える義務はない」と突っぱねたもので、東電そのものは、地元自治体の同意がない限り安全審査の申請はやらないそうで、規制委員会が地方自治体を”玄関払い”したのでは同意も申請もなく、柏崎刈羽の再稼働はありえません。

もっと分かりやすく言えば、国の原発に対する方向性が明確になっておらず、なんとなく再稼働していこうという方針のようで、その齟齬が現実化しているのです。そしてなぜか、東電の赤字解消とかいったゴクゴクどうでもいい方向に話しを持っていこうとしているから、グダグダとなっているのです。

まぁ、原子力規制委員会を”盾”にして、少しずつ現実(事実?)を積み重ねて、気がつけば”再稼働”、原発は元のママを狙っているのでしょうが、今回は、シナリオの途中で綻びが露呈したということでしょうか?

脱原発の理想と現実問題としての原発維持、どちらにも選択はあって、どちらが可で、どちらが否じゃないのがこの問題の難しい点です。しかし、それを明確にするために規制委員会が設けられたのではなく、シロでもクロでもないグタグタをグレーで逃げおおせようとするためですから、こんな事になってしまうのです。

政府が、自民党がこの答えを持っていない、示せない、方向性を探らない状況では、答えはどこにもありません。でも、なぜこの問題が大きく取り上げらないのでしょう?そしてもう1つ大きな問題が、柏崎刈羽原発は新潟県だけの問題かということで、風評被害まで考えれば、地元という枠組み自体が意味のないことは自明です。

本来、国の方向性なしには動きようがないもの、原子力規制委員会や新潟県なんて、言わば迷走や暴走を付け足すだけのものです。国の方針なしで、何が中間貯蔵地だ、何が最終処分地だ、何が地元の同意だということで、茶番で済ますんじゃない!・・・ということじゃないでしょうか?
スポンサーサイト

丈夫で長持ち

2013年6月29日
何やらカンやらバタバタで、落ち着いてPCに向かっていられず2日ぶりの更新となりました。

ココンところ外出が続いていまして、電車を乗り継いだりと人ごみに混ざり込んでいました。すると、近傍の人々に目がいってしまうのですが、以前から思っていましたが、最近の日本人、靴とメガネがお洒落になっていますね。(キツキツの上着にピチピチのズボンって流行でしょうが、コッケイに見えてしまいます。)

靴はちょっと前に「足元を見る」と書いた覚えがありますが、ホント、やっとサンダル族がいなくなったようで、サンダル族はCROCS(クロックス)のようなモノに移行しているようで、やっと靴を履くようになった、それも洒落たモノを履くようになったのでしょう・・。

メガネの変遷(大袈裟ですが)は、先の大震災のニュース映像を見ていた頃から感じていました。四角い銀縁メガネがほとんど姿を消し、ツルの太いモノや、上半分だけのモノや、これまた洒落たデザインのモノが増えています。まぁ、デフレでモノの値段が下がったり、店舗のチェーン化でどこでも選んで買えるようになったためでしょう・・・。

勝手な憶測ですが、モノを選ぶ基準が「丈夫で長持ち」だったのが「見栄え」に変わったように思えるのです。モチロン、売るほうの戦略が「見栄え」、格好よく言えばバリエーション重視となっているからでしょうが、そりゃまぁ、「見栄え」がよくて安けりゃ、それにコシたことはないでしょう・・・。

ワタシの知り合いで、もう50才に手が届こう年なのに、未だに高校生の時のメガネを掛けているヒトがいます。これは極端な例ですが、ワタシなぞも、メガネは10年以上変っていませんし、靴も10年選手で、「丈夫で長持ち」を実践しています。靴やメガネなどは消費財ですから、消費されてナンボ、消費サイクルが短いほど売る方はいいのでしょう・・・。

「勿体ない」が形而上にしかなく(言葉で使われても、実践されることは少ないという意味で)、同じように「丈夫で長持ち」も昔の話しとなっていくのでしょうか?ん?最近のモノは安くて丈夫になっている?どうなんでしょう・・・?

残したいモノ

2013年6月26日
今日は身元がバレるかもしれませんが、ワタシの本業の写真業界の話しでも・・・。(悪事を働いたわけでも、誰かを騙しているわけでもないので、身元がバレてもどうってことないのですが。)どうしてそんな気になったかと言えば、今日業界の展示会があり、久しぶりにいろんな会社のいろんなヒトに会ったから、でしょうか?

まず、最初に写真業界とカメラ業界が違うという説明を・・・。デジタル化の進展する前は、カメラで撮影するとほぼ写真となっていて、カメラと写真はツキモノでしたが、今や写真とならない撮影された画像の方が圧倒的に多くて、撮影(カメラ)と写真化(プリント)は別物になりつつあります。

それで、プリントという”コメ”が激減した業界は年々縮小していくばかりなのですが、この業界、ハバもオクユキもスソノも広くて、ただ単純に縮んでいくでは済まないのです。写真業界はカメラの発売から始まっていて、既に100年を超える歴史がありますが、それでどれほど進化して来たかと見ると、白黒からカラーへしかありません。パノラマやプリクラがあるというかも知れませんが、ちょっとしたブーム程度のもので進化じゃありません。100年を超える業界で、これほど停滞、進化していないのも珍しいのではないでしょうか?

こんな業界ですが、ワタシなぞは写真を、写真の中身が変わろうとも、飾る・贈る・持ち運ぶことのできるものを残したいと思っています。今や時代はデジタルで、スマホで写真なんてチョチョイのチョイの時代ですが、電気も電波も要らないのが写真でして、100年も200年も残っていくのが写真でして、数年で消えていくデジタル機材と運命を共にするわけにはイカンのです。

お分かりでしょうか?写真はヒトより長く生きていけるもので、デジタル化なんてひと時の徒花(あだばな)でしかないのです。まぁ、その時その時で楽しめばいいでしょうが、あの時こんな事があって、こんなヒトがいて、こんな所に行って、こんなモノを見た。そんなモノ、残したいでしょう?・・・で、苦しんでいるのです。

3枚オロシ

2013年6月25日
文化放送の月曜から金曜日まで、朝の7時45分過ぎくらいから「3枚オロシ」が始まります。武田鉄矢が時評や彼の興味のある分野の書籍などを紹介しながら、諸々の出来事や世相を「3枚にオロス」番組です。正味10分もない番組ですが、これケッコウ面白いですよ。

哲学者の難解な言葉を、分かり易いように解説するのはまさに「3枚オロシ」で、中国や韓国との軋轢が頻繁にありますが、これらも国民性や歴史的な民族性の説明でうまく「オロシ」ています。韓国を取り上げた際、ちょっとばかり世間を賑わせましたが、ワタシは別に過激でもない普通の解釈と思いましたが・・。

もともとは、吉田照美のやっている番組の1コーナーだったのですが、キャスター(ラジオもこの呼称かな?)が福井ケンジ(字は知らない)に変わったため、武田鉄矢は普通に喋っているのでしょうが、より彼の”マットウさ”や”オリジナリティ”が際立って感じられます。

早い話し、福井ケンジは吉田照美と比べるもなく、可も不可もない穏当なことしか喋らないヒトで、主義や主張は持ってないようで、これが普通なのでしょうが、とてもツマラナイのです。事の真偽ばかりを重要視する世相の中で、自分の言葉、自分の意見を喋ることはとても難しいでしょうが、ホントはこれが、マスメディアの存在価値としてもっとも失ってはならないものでは・・・。

先日、福井ケンジが「3枚オロシ」を、武田鉄矢の歌もなければ、何の”お知らせ”もない不思議な番組と評しました。普通のアナウンサーからすれば、番組を利用した”売り込み”はメインキャスターの”ヤクドク(役得)”でしょうが、”売り込み”(まぁ宣伝ですね)をやらない武田鉄矢はヘンなのでしょうが、リスナーが望んでいるものを理解しているなら、歌や”お知らせ”は不要と思わないほうがオカシイでしょう?

武田鉄矢の話しの振りかた、収めかた、達者なものです。どっちかに偏るわけじゃないのに、方向を暗示しているわけじゃないのに、どっちが正しいと自然に考えさせられます。瓦版がどんなものだったか知りませんが、「3枚オロシ」は”いまどきの瓦版”で、新聞なんかよりずっとよろしいんじゃないでしょうか?

誰のもの?

2013年6月24日
今日、チラッと見た新聞の一面は「富士山」でした。世界遺産に登録されるとかで、マスコミと関連業者大喜びです。

しかし富士山は、山梨側もあれば静岡側もあり裾野は大変広く、眺望という面からみれば、それはそれは広い地域が対象となってしまいます。範囲がやたらと広く、○○富士も富士見坂もいたる所にありますが、”富士山”が世界遺産になるとなったら、この広い地域で誰がどうすると言うのでしょう?

今日知り合いから、このニュースに関して聞かれましてワタシが答えたのは、「お茶やお花の免許みたいなもんじゃないの?」でした。これで”ハク”が付いて観光客が増えるとか、関連製品(無理矢理に関連付けた商品)が売れるとのことですが、”取らぬ狸の・・・”みたいな話しです。”富士山”をネタに儲けるぞ!でしょうか?それじゃバチ(大噴火?)が当たってもおかしくないですよ。

富士山は”不死山”でもあって、なんで”不死”かといえば、いつ爆発するか分からない活火山で、活きている山で、1万年ほど前の縄文期までは実際に噴火していた山で、江戸時代にも噴火した山で、物見遊山で頂上まで行くのは大変な山で、生半可に行っても本当に”富士山”を体験できるわけじゃありません。そんな”富士山”で商売しなくてもいいんじゃないかと思いませんか?

以前書いたことがありますが、富士山の祭神は「コノハナサクヤヒメ」です。今回の世界遺産登録は、彼女の許可は取ったのでしょうか?今日の空騒ぎを見ていると、そんなイヤミも言いたくなってしまいます。

ヤッタ!新聞が売れるぞ!絵葉書が売れるぞ!饅頭が売れるぞ!でしょうか?でもいいんのです。晴れた日にはキレイな”富士山”がタダで見れますから・・・。”富士山”は遠くから見るにかぎるのです。
プロフィール

等閑堂

Author:等閑堂
”ひつじのこ”にようこそ!
あなたの日々積み重なるものはなんでしょう?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ