十年一日

2013年1月30日
先日、ものすごく久しぶりに公衆電話を使いました。朝、電車に乗ってケータイ(ガラケーです)を覗いたら、充電するのを忘れていて既に赤マークが出ていました。でもまぁ、心配しても仕方ないので見なかったことにしたのですが、こんな時にかぎって掛かってくるもので、お昼過ぎに下町の駅前でとうとう鳴ってしまいました。

切れるのは明らかだったので「充電切れそう。こっちから掛けなおす。」と素早く伝えて、辺りを見回すとすぐ目の前に公衆電話。手帳のポケットを探るとテレフォンカード。そして手帳に電話番号簿まであって、あっという間に時間が10年ほど遡っていました。ワタシにとってケータイは電話でしかないのですが、それにしても携行品が10年も変っていないとは・・。オレは動くガラパゴスか?

「十年一日」を地でいっているのですが、そう言えばここ10年さほど状況も変っていなくて、これはいいことなのか、悪いことなのか、どっちだろうと考えたら眠れなくなってしまいました。(これは30年前のギャグです。)

世の中変っているようで変っていない。変っていないようで変っているものですが、イジメや体罰は変らないな~と思っていたら、体罰自殺のあった高校で体罰教師を擁護する動きがあるようで、この退行現象は何なのでしょう?ちょっと言い過ぎかもしれませんが、部活なんて殴られてまで、殴ってまでやるもんじゃないでしょう?暴力で解決するものなんかないし、暴力の肯定は同じ悲劇を繰り返すだけと思うのですが・・。これもガラパゴス状態です。

ついでに、柔道の代表選手が監督らのパワハラを告発するという前代未聞の事件が明らかになりました。国を代表するレベルでこれです。さらにビックリが「本人(監督)がもうやらないと反省しているので・・」と監督を罷免しないとのこと。(この事件を隠匿していた協会の体質もどうしょうもないものですが・・。)選手が監督を告発するのは大変な覚悟を要することで、選手から告発されるほどの監督の行為は許されるものではなく、ワタシだったら「10年冷や飯食ってろ!」と言いたいところで、選手が大事と思うのなら継続なんてあり得ないのですが・・。ガラパゴス以下です。

そういえば、ワタシが入った公衆電話の周囲、下町の駅前周辺には、東南アジア系と思われる人達がタムロしていました。確か10年15年前、タムロするのはイラン人だったような?やっぱり時代は変っているようで、オレも変らなきゃ・・と思うのです。
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飾りもの社長

2013年1月28日
今朝、起きてみたら一面が真っ白。こんなのも偶にはいいものと思いましたが、ホンの1~2時間で、見る見るとただの雨の後となってしまいました。なんか寒いだけでソンをしたような気がしました。

先日見たニュースに、元ソニーの役員が日本のサムスンの社長になったというのがありました。ちょっと前にカミングアウトしましたが(タイソーで済みません)、ワタシ、こう見えましても(見えないけど)元日本サムスン社員でして、このニュースに反応してしまいました。

ワタシがいた頃の日本サムスンの社長は、韓国の政争がらみで日本に避難したポスコ(日本の新日鉄のような会社)の大物でしたが、日本サムスンの社長って、ただハンコ押すだけ、ただ旗を振るだけで実務とはほとんど関係なかったと覚えているのですが・・。(サムスンは社員を集めた行事が好きで、そんな場面でよく社長が大漁旗のような大きな社旗を振るのです。)

実務に関係するのは現場の本部長とかまでで、その上である理事クラスからは名誉職みたいなもので、社員は年間の計画を立て、その達成度により評価されますが、この評価ともエライひとは関係ありません。エライひと達の人事はグループ経営室(だっけな?)が恣意的に決めますので、現場の思惑は関係ないのです。ただ、部長や本部長の肩書きで入ってきた、元日本の有名企業出身者は空想のような目標を出されて、タイテーが2~3年でスケープゴートとして去って行く、このパターンでした。(ワタシが在職していた頃のことで、その後、家電販売からは手を引きましたので変っていると思いますが・・)

だから、元ソニーの役員といっても、その新社長による実務の変化は皆無ではないかと思うのです。サムスンという会社は外面から入る、外面を飾る傾向があり、日本サムスンの社長は必要以上に大物が多かったのですが、ただの見栄えじゃないでしょうか?(ただ気になる点は、元ソニーの役員さんは一人で来たのか、側近とか現場バリバリのソニー社員を連れてきていないかということで、そっちの方が狙いじゃないかと思ったりしています。)

ワタシがいた頃は、出身会社が本部長は東芝で、部長や次長にパナソニックやシャープがいましたが、エライ人ほど短命でしたが、こうした人選は今でもやっているかもしれませんが、大間違いです。理由は簡単で、彼らが売るのは東芝製品でも、パナソニックでもシャープでもなくサムスンなんですから、そんな看板は意味がありません。

だから、元ソニーの社長といってもただの飾りじゃないでしょうか?今朝のお天気のように雪かと思ったら雨だった、そんなものじゃないでしょうか?(アレッ?サムスンってソニーを抜いたとか言ってませんでしたっけ?)

教師と相撲取り

2013年1月26日
相変わらず世間は姦しいですね。マスコミの人達はいろんなニュースで賑わさないと、新聞が売れないと思っているらしく、刺激を求めて、嘘を吐いてでも騒ぎ立てます。鬱陶しいですね。(アルジェリアのテロで亡くなった方の死因を知りたいですか?そんなのニュースじゃないでしょう?)

最近騒いでいることに「教員」があり、ひとつは「体罰」で、もうひとつは「退職金」です。「体罰」は受けている、その環境に浸からされている生徒ばかりが新たな被害を受け、その環境を作った学校や教師は”逃げの一手”のようです。学校スポーツの原点にまで戻らなければ、現実が歪み過ぎていて難しいでしょうね。

「退職金」問題は、なにかこの国の外面(そとづら)と内面(うちづら)を見せられているようですが、ことの起こりは学期を2ヶ月残して退職させる制度にあるのに、そんな制度を作った連中まで退職教師を糾弾しています。「生徒を置き去りにするのか?」と言っていますが、そんなアンタラは給料を減らされても、無給でも働き続けるのか?そんなこと有り得ないでしょう?

この退職教師がなぜか相撲取り、力士とダブって見えてきます。そう、聖職者と国技を支えるモノと、世間からレッテルを貼られている人達です。で、日本人は教師と相撲取りに、なにを押し付けようとしているのでしょうか?中身は誰とも変らない普通に生活する日本人なのに・・。(相撲取りは外人が多いけど)

相撲の八百長問題の時、不思議に思ったのですが、相撲取りだって少しでも永く、少しでもケガしないように相撲を取りたいでしょうから、多少なりとも手を抜く、気の弛んだ取り組みがあっても仕方ないと思うのですが、世間は許しません。世間は「真剣にやれ!」と叱責しますが、逆にワタシはそんな血なま臭いものは見たくありません。

教師だって同じでしょう?教師が自分の家庭を顧みず生徒に全力を傾ける。美しいでしょうが、それで教師の家庭が崩壊したら社会が助けてくれますか?「教師のくせに家も守れない」と陰口を叩くだけでしょう?

教師だって相撲取りだって、普通に人生を設計して生きていく権利があるのに、世間では、「教師のくせに」と「くせに」を、「相撲なのに」と「なのに」をつけてしまう。でも誰だって職業としてやる分には、やる分に見合った報酬があるからやるので、例外は無いでしょう?

そりゃ世間のヒトは、物事が自分の観念の中に収まってくれれば楽でしょうが、観念だけでは生きてはいけませんし、それをヒトに強いるのは、それでヒトを糾弾するのはオカシイ、と思いませんか?

トホホな報道

2013年1月24日
アルジェリアで起きたテロ事件で、政府はドタバタ、マスコミは燃料補給(煽り)で大騒ぎしています。既に何人かの名前が出てきていますが、実名を出す、出さなければ伝わらないものがあるとする、この理屈が理解できません。

アルジェリア政府の襲撃(救助ではなかった)が起きた後、21日に政府は日本人犠牲者を確認し、ご遺族と相談のうえ名前は公表しないとしました。しかし今日、「帰国した後、政府の責任で公表したい」と表明しました。でも名前を公表することに意味があるとは思えませんし、取れもしない責任を口にして、遺族との相談はどうなる、遺族の心情はどうなる?誰のための公表なのか、さっぱり理解できません。

もっとヒドイのがマスコミです。遺族を追い回し、「実名は公表しない」と嘘をつき、朝日が先陣を切れば、ワレもワレもと実名を報道しました。彼らの理屈は、「それが何よりの弔いになる」「事件を公的なものとして歴史に刻むため」というものだが、自分の兄弟が犠牲者になっても同じことが言えるのか?同じ嘘を家族に吐くのか?他人の不幸は蜜の味というイヤナ言葉が浮かんできますが、何を書いてもそんなに新聞が売れることなんかありゃしないのに・・。

とある方のTwitterにこんなのが載っていました。『新聞社に「この記事を書いた記者の名前を教えて下さい」と電話したら「個人情報保護につき教えられません」という回答を得たので、報道の言い分は全く通らないと思っている。』と。新聞社は嘘つき記者の個人情報は守るが、テロ被害者の個人情報は認めないのです。スゴイ報道スタンス!

こんなマスコミが数日前に、消費増税に伴う「軽減税率」について、「知識への課税強化は国力を衰退させる恐れがある」と、新聞・書籍・雑誌に「軽減税率」の適用を求める声明を発表しています。取材で国民に嘘を吐き、付和雷同で横並びの記事を書く連中が「知識」なんて言葉を使うなよ!消費増税が騒がれていた時、マスコミは明らかに財務省寄りの「増税やむなし」の論調だったくせに。国政の監視が重要な仕事なのに、国政にすり寄って”目こぼし”をネダッて、どこにジャーナリズムがあるというのか?報道が権力(政府)に阿(おもね)ることこそ、「国力の衰退」になることが分からないのか?

この国のマスコミは既にジャーナリストではなく、何でもありの複合企業となっていて、もっとも重要なことは広告宣伝業者として利益を出すこととなっています。それなのに、事あるごとに「知識」だの「知る権利」を出してきて、ジャーナリズムをチラつかせています。まぁ、なんともトホホな報道であることか?

困ったこと2つ

2013年1月22日
お調子モノというか、学習能力が無いというか、ネジが数本弛んでいるというか、このジイサン、困ったものです。まず「死にたい時に死なせてもらわないと困る」と自身の意見を述べ、続けて、「しかも(医療費負担を)政府のお金でやってもらうというのは、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと、総合的なことを考えないと、この種の話は解決がないと思う」と、昨日の社会保障制度改革国民会議の場で語りました。

それで、今日さっそくジイサンは、「個人の人生観を述べたものだが、公の場で発言したことは適当でない面もあった」と撤回しました。このジイサン、幾つになっても政治家にはなれないようで、公の場で発言したことを、自ら「総合的なこと」と言いながら「個人の人生観」なんて、言い訳にならない言い訳です。これで副総理兼財務大臣です。なんで引退しないのだろう?困ったものです。

こういう社会保障の根本を理解できないジイサンが、社会保障制度改革会議に出席すること自体が”害”でしかないです。さらに元を手繰れば、吉田家(吉田茂)や岸家(岸信介)や田中家(角栄)や鳩山家や小泉家や石原家といった、税金でたらふく稼いでいる家系の一族に、税金を収奪される側とすれば、社会保障でエラソーに言われたくないのです。特に医療費負担に関すること、特にヒトの生き死にについては・・。

話しは変りますが、もうひとつ「なに!!」と引っかかった記事がありました。例の、撤回もせずに粛々と進んでいる復興資金の横流しで、復興調整費という名目で、3.4億円がNHKの大河ドラマ「八重の桜」のキャンペーン費用として流用されていたというものです。

福島(会津)を舞台にしているとかヘ理屈を言いそうですが、国民から視聴料を強要している放送局が勝手に作っている番組で、視聴率が良かろうが悪かろうが関係ない番組で、なんで税金を使うのか?なんで宣伝する必要があるのか?復興予算を流用してまで税金を支出した正当性を、国交省がクスネタようだが、どう釈明できるのだろう?困ったものです。

簡単に言えば、総理大臣の孫も国交省の役人も税金の使い方や、税金を払う国民のことを全然考えていないということです。そして、そうした側面から突っ込まないマスコミがいて、この国は混沌とした沼に沈んでいこうとしている。困ったことでは済まないのに・・・。
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