転載要注意

2011年8月30日
政治は、民主党の内輪もめ(政争)が続いており、被災地の復興、放射線汚染対策や原発の運営問題、円高対策など重要な課題は積まれたままです。呑気で無責任な人たちばかりです。

今日、Twitterで「福島東電作業員、白血病で死亡」という転載記事を見つけました。正確な報道は、『東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純一原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。』というものです。

亡くなった作業員の方が、実際に作業したのが8月上旬の約1週間で、急性白血病で亡くなったとの連絡が16日とのことです。ということは、入院して1週間くらいで亡くなったのですが、体調不良で医師の診察を受け急性白血病と診断されていますので、この急性白血病を放射線汚染によるものと関連付けるのは無理でしょう。(体調不良ということは歩いていたということで、福島原発の放射性物質によるものであれば、致死量の被曝で歩けないでしょう。)

東電不信で、東電発表を信じたくないのでしょうが、これをもって放射線汚染の最初の犠牲者とするのは度が過ぎます。誰も犠牲者などと書いていないじゃないかとお思いでしょう?そう、誰も犠牲者とは書いていません。でもこの記事を転載することで、目にした人には犠牲者という言葉が浮かんできます。東電の発表=「マユツバな情報」が刷り込まれていて、急性白血病=放射線被曝=犠牲者と繋がります。転載した人はその連繋が分かって載せています。(ちょっと強引かな?)

それじゃこの記事は、東電に加工されていない本当の情報だったのかと言えば、それも分かりません。亡くなった作業員の方の、急性白血病となった原因が分からなければ、何が正しいのか分からないのです。ということは、この記事は不確かな記事で、転載して広めることはやらない方がいいとなりませんか?

BlogやTwitterやfacebookにいろいろ書き込むのは自由ですが、どこかで見つけた情報を流してやろうという親切心もいいのですが、書くことがなくて空白を埋めたいのかも知れませんが、今や政府も東電もテレビ局も新聞社も、どこも真実しか出さないとは限りません。図らずも悪党の片棒をかつぐことになるやも知れません。安易な転載は気をつけましょう。
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反動ではなく

 最近、原発、いや放射線汚染のことは避けていました。頭の中にまだ整理がつかないことが多くありまして、生半可に反応するのはマズイのではないかと思っていました。整理がついたかと言えば、ついたような、つかないような感じですが、ちょっと違和感を感じていることを・・・。

 あと2週間ほどで、大震災から半年となります。現状はやっと、福島第一の1号から4号までの原子炉の循環冷却が始まったというところです。放射線汚染で、ず~っと解決されない問題が情報の正確さとタイミングですが、多くの国民は、もうとっくに政府や東電からの情報を信用していません。統制能力に欠けた政府と自己保身に執着している東電では、端から無理な注文だったのです。

 で、放射線汚染の情報はどうなっているのかですが、コピペされた仄聞や憶測、数字が飛び交っています。そして、飛び交う情報には書き手の心情が、恐怖や憎悪となってくっついています。「どこどこで○○ベクレルのセシウムが測定された。」という情報がTwitterに載り、そのツブヤキが次々と転載されます。このツブヤキに「いまさら」とか「何これ?」といった接頭語がつけられていて、好転しない現状に対する憂えと怒りが込められています。これは、明らかに政府や東電のいい加減な情報に対する反動です。しかし、冷ややかな接頭語は、反動の”反”を増やすだけで、”反”で問題が解決できるのであれば”反”も結構ですが、”反”で解決できるのでしょうか?

 放射性物質を分解する微生物入りの乳酸菌があるそうです。また、田んぼに撒けば、地中の放射性物質を消失(中和?)させる菌もあるそうです。どちらもドサクサ紛れのトンデモ商品で、不安を煽る「不安商売」と言われるものです。こうしたトンデモが、放射線汚染に怯える人や、自冶体にまで浸透していっています。政府や東電のいい加減な情報と、Twitterなどで作られた反動的な空気の隙間に、放射線汚染対策を装ってトンデモが入り込んでいるのです。

 巨大な蓋で覆われてしまいそうなイヤな予感があります。でも、危機感を持って行動に移そうしている団体やNPOが多くありますし、個人で自分の住む地域の放射線量を測る人もいます。こうした活動は意義あるものだと思いますが、政府や東電に対する”反動”では駄目なのではと思っています。”反動”を起こして政府や東電をやり込めても、それが復興に繋がり将来に繋がっていかなければ、ただの意趣返しでしかありません。

 NPOを作って独自に放射線の除染を始めるのはカッコいいですが、政府や東電がやり出せば、もっと機能的に、もっとも効率的に、もっとも継続できる組織でできる筈です。だって彼らはそのために存在しているのですから、統制能力の無い政府、自己保身の東電ですが、彼らをどうやって動かすのか、反動ではなく、これが肝心じゃないでしょうか?

空騒ぎ

2011年8月26日
やっと菅さんが辞めてくれます。こんなに辞めるのを待たれる人も珍しいです。でも明日になったら、代表選に立候補したりして・・・。悪い冗談ですね。こんな奴(政治家という言葉は勿体無い)でも「やるべきことはやった。」と仰いました。政治家には自画自賛する厚顔無知が必須でしょうが、同じことを被災地の避難所で、大熊町や浪江町から避難している人たちの前で、言えるのかですね。

先日、新宿や池袋の繁華街を久しぶりに歩き廻りました。私自身が元カメラ屋ですので、○○カメラや○○電機にはつい引き寄せられてしまいます。久しぶりに平日昼間に入ったのですが、どこも客がとても少ない、ほとんど客が居ません。街中はそこそこ人通りがあるので、ホントに購買客が少ないですね。

そして、ぶらついていて気がついたのが”呼び込み”です。○○カメラや○○電機の店頭には”呼び込み”がいて、何を言っているのか全然憶えていないのですが、マイクパフォーマンスよろしく騒ぎ立てています。でも、店頭でマイクで騒いでいる、その前を何度か通っているのに、騒いでいる内容は全然憶えていないのです。これはなぜ?

店舗サイドは、タイムリーでお得な情報を流しているつもりでしょうが、通行人にとっては足を止める、聞き入るような情報じゃないということです。これって、今の政治とそっくりじゃないでしょうか?政治的に奏功した具体例がないから抽象的に自画自賛していますが、そんなことはどんなに力説しても、誰の耳にも残りません。

モノを売るには、必要としている人に必要とされるモノを提供すればいいのですが、必要とする人たちが大勢いるのに、その人たちを見ない政治家は、何のため誰のために政治をやっているのでしょう。また、そんなものが政治でしょうか、ただの空騒ぎでしかありません。

忘れっぽい人

2011年8月24日
原爆の日が過ぎ、お盆が終わり、終戦記念日も積み重なっていきました。猛烈に暑くなり、猛烈に寒くなり、また暑さがぶり返そうとしている8月もあと1週間です。月日は駆け足のごとくですね。

一向に早まらないのは被災地の復興でして、まだ避難所で寝泊りする人は7万人以上いらっしゃるようです。でも政治はそんなことお構いなしで、内輪で政局遊びに耽っています。そして、お目付け役であり、質すべきメディアはクダラナイことばかり取り上げています。

島田紳助が突然引退表明したことで、テレビ局は一大事のごとく大騒ぎです。確かに各テレビ局で番組を持っていたのだから、テレビ局としては一大事でしょうが、その影響は、我々の実生活での影響は、何もありません。人の噂も75日ですが、そんな経たなくとも2ヶ月もすれば忘れてしまいます。もう誰も朝青龍を思い出さないように、誰も琴光喜を思い出さないようにです。(巨漢、山本山はどうしているのでしょう?)

でも、ホントは忘れてはならないことも多くあります。例えば政治家の言動、例えば役人の不作為(怠慢や職務遺棄)などです。前原氏が違法献金問題で、あっさりと大臣職を放擲したのは2月か3月のことで、そんなことは忘れてしまって、いまや「先頭に立ちたい」なんて言っています。そんな輩が、この国の先頭に立っていいんでしょうか?(ナメんなよ!)

毎年毎年、暑さと寒さが繰り返します。でも我々は、よほど大汗をかくとか、よほど寒さに震えないかぎり、前の年の暑さや寒さを覚えていません。そう、我々は忘れっぽいのです。その代わりに我々は、忘れてはいけないことは”身に沁みる”です。大震災と放射線汚染の怖さは”身に沁みて”います。だから、政治家が何をやらかそうが、マスコミがどんなバカをしでかそうが、忘れられないことがあるのです。

猟官政治家

2011年8月22日
35~6度から23~4度への気温の急降下で、あやうく風邪を引きそうになりました。気儘な自然に勝てないのは分かっていますので、もう少し加減して欲しいものです。

何やら民主党の代表選挙で世間が騒がしくなっています。世の中のほとんどの人が投票できない、何のかわりばえもしない、復興が進みそうにない、こんな選挙でなぜ騒ぐのでしょうか?何人出ているのか数えたことありませんが、代表戦に出たがっている候補予定者の誰か被災地に関してコメントしましたか?誰か原発の今後の運営に対する意見を言いましたか?自分の政策くらいはちゃんと表明するのでしょうか?まったくクダラナイ政局で大騒ぎしやがって、しかも長くて1年の任期しかないのに・・・ですね。

嘘かホントか裏の取れない話しですが、仙谷のジイサンが一郎クンに「半年でいいから首相をやらせて欲しい」と言ったそうな。一郎クンを政治家じゃないように、人間じゃないように追い詰めた張本人が、どの口からそんなことを言ったのか?ガセネタでしょうか?揃いも揃って大臣になること、首相になることしか考えていない”猟官”野郎ばかりです。(立候補の条件に、被災地に行って、避難所で寝泊りして、ガレキ処理を1ヶ月やるってのはどうでしょう?)

猟官活動で大臣になっても、何の成果も上げなかった、保身しかしなかった大臣は、マイナスのイメージでしか記憶されないでしょう。「あ~、あの絆創膏ね」と言われるのが関の山で、元首相といえども何しなければ同じことです。だから、大臣になること、首相になることを”上がり”と思う猟官政治家じゃ、晩節を汚すだけです。

被災地の復興は遅々と進まないのに、やれ代表戦だ、やれ大連立だと騒いでいますが、そんなことは国民の誰一人望んでいません。被災地の復興や原発の収束を進めてくれるのなら、どの政党の誰でもいいのです。ということは、どこの誰でも、この正論を声高に主張すれば政治家として認められ、支持を得ることができます。まともな政治家よ出でよ!でしょうか?
プロフィール

等閑堂

Author:等閑堂
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