自然を見ろ!

 けっこう雨に祟られた梅雨が終わったかと思えば、ピーカンの熱暑が数日続き、2日ほど雨で日差しと熱が和らぎ、そしてまた暑いの日となっています。これが自然と思えば仕方のないことですが、ゆっくりと朝寝もできません。

 我が家のこじんまりした庭に、不釣合いなほど勝手に伸びてしまった木が数本あります。この木で朝な夕な数種類の鳥が、羽を休めたり、木の実をついばんだりしています。それを数メートルの位置から眺める、これがけっこうな楽しみとなっています。

 ところが今朝、ムクドリかヒヨドリかは分かりませんが(本当に分からない)、7~8羽の集団がビービ-と大騒ぎしていました。すると3mほど離れた小枝に、カラスを一回り小さくしたくらいの、明らかに鷹のような猛禽が!ムクドリかヒヨドリは、集団でその闖入してきた猛禽を囲むように、追い出すように大騒ぎしながら飛び回っていました。

 しかし、猛禽類はカッコいいですね。10秒もないほどのほんのひと時でしたが、至近距離でしっかり見ました。頭部と羽が黒っぽく、腹と足が白っぽかったと、とても頼りない観察ですが、白い足の逞しさとくちばしの鋭さ、神々しい姿でした。

 物事(事象)に偶然はなく、物事はすべて必然だとする考え方があります。だとすれば、猛禽が登場する必然は?なんてことになりますが、自然は人間のコントロールや思惑の外ですから、猛禽の気まぐれでいいのです。

 一時期のゲリラ豪雨頻発の際、原因の究明や対策をニュース番組が取り上げていました。結論の多くは「早めの避難」で、危なくなったら逃げるしかないのが現実です。ゲリラ豪雨を異常気象と決め付けて、原因を温暖化の影響と見ているようですが、本当に温暖化が原因なのかは解明されていませんよね。

 都内の地下にはとても巨大な貯水槽があり、毎時50mmまでの降雨には対処できるそうです。でもちょっと納得できないのは、こうした土建屋的な対策は気づかないほど早くやっていますが、根本的な降雨対策、河川対策がおろそかになっていると思えることです。

 都内にはちょっとした降雨(豪雨)で、すぐ一杯になってしまう河川があります。実際に善福寺川近辺を歩いたことがありますが、川の中はもちろん、護岸というか川の周辺はほとんどコンクリートで覆いつくされています。狭くてコンクリートで固められた川、こりゃすぐ一杯になるとシロートでも思います。

 それで対策が地下の巨大貯水槽です。このわれ鍋にとじ蓋的な対策って、自然を侮っているように思えます。エルニーニョやラニ-ニャといった地球規模の話しになってはどうしようもないのですが、何mmまでは何トンと、自然に対して計算どおりにいくのでしょうか?巨大貯水槽って方向が違うだろうと思いませんか?

 今日私は、自然が生んだ猛禽をアングリと眺めていましたが、一瞬のめぐり合いを期待してカメラを手元に用意しようとは思いません。自然は気まぐれ、人の予測なんて関係ありませんから。そんな自然とどう対峙するか、根本となる考え方をまずは決めなければならないのでは?
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進化するロボット

2010年7月28日
ロボットはお好きでしょうか?きっと日本人は稀に見るロボット好きだと思います。古くは鉄腕アトムに鉄人28号、そしてガンダムへとつながっていますね。

ソニーが昔出した「アイボ」を以前こきおろしたことがありますが、私はロボット好きではありません。特に人型や動物型のやつに、まったく必要性を感じません。将来、万能家事ロボットができたとしても、私は自分で家事をやるでしょうし、ロボットに声を掛けることはありえないと思います。

先日、新製品情報のサイトを見ていましたら「軍用強化外骨格HULC」という、人間の筋力を補強するウェラブル(着用する)ロボットを、アメリカの軍需企業ロッキード・マーチンが作っていました。なんでも、90Kgの重量をしょっても問題なく行軍できると。ロボットの進化ってこれだからイヤなんですね。

同じウェラブルロボットでも、介護現場で力仕事の補助となるものは”いいロボット”と思いますが、ほとんど同じものが兵士用、戦争用となってしまいます。機関銃を積んだラジコン装甲車が既に現実になっていますが、性質の悪い遊びとしか思えません。自分が撃たれるという想像力はないのでしょうか?

ロボットって、作る人、使う人、欲しがる人の”人間性”を如実に表しているみたいですね。嫌いだからと言って否定できれば簡単なのですが、ロボットも功罪あいまみれているから難しいですね。ただ、人は使うことしか考えていないけど、逆に使われる、追われたり狙われたりする、そのために負担を強いられるといった、主従が逆転することや目的が変わることだってありえます。進化するっていいことばかりじゃない。そこのところ大事ですよ。

正当な主張

2010年7月26日
昨日、菅さんにネジレなんか気にするな!開き直れ!と書きましたが、開き直れ!は言葉を間違いました。政策論議を尽くさず多数決で決する方が開き直っているのであって、しっかり論議をやれ!の方が“正当な主張”ですね。

自分で書いたものを読み返したり訂正したりしませんが、以前、汚染米の問題を取り上げた際、これは農水省の不手際で、農水省が裁かれるべきだと書きました。この汚染米(事故米)、またぞろ事件を引き起こしています。

農水省がミニマムアクセスにより輸入した例の米、今度はカビの生えた“汚染米”ですが、これを不正転売したと4社が捜査を受けています。このニュースでもっとも驚くべき相手は、未だに“汚染米”を輸入して販売している農水省です。ミニマムアクセスであろうと、不良品を掴まされてそのまま“転売”した農水省がこの事件の根源です。農水省が返品なり処分なりすれば、“転売”は起こりえなかったのですから。

前回の事件は、三笠フーズとかいう会社の不正行為で一件落着させたようですが、農水省の怠慢な姿勢が変らない限り、いくらでも繰り返されるでしょう。汚染されたり、異物が混入した米をそのまま購買する、さらにそれを流通させる、さらに同じ事を繰り返す、なんて馬鹿なんでしょう。

粗悪品を掴まされたら、返品なり交換なり契約破棄なり“正当な主張”をする。こんな簡単なことができない役所や役人なんて要らない!これは“正当な主張”なのです。

ネジレ~る

2010年7月25日
政治家の皆さん、イヤ政治屋の皆さん、相変わらずバカなマスゴミに乗せられてか、自ら乗り込んでか知りませんが、党利・党略な話しばかりやっています。

金賢姫の来日と一連の騒ぎ、あたかも国が傾くような取り上げっぷりです。マスゴミは、ジェット機やヘリコプターの運行費用や警護の費用を上げて、費用対効果の低さを強調していました。そんなに反対なら、単独インタビューなんて断ればいいのに・・・なんて。

トッチャン坊やの谷垣さんも、ここぞとばかりに「衆院解散」まで口にしていました。自民党には、政策や法案といった政治的な優先順位ってないようですね。敵失(エラー)を口を開けて待っている、堕落(おち)たものですね。

衆議院と参議院で与野党の勢力が反転しています。現在与野党で9つも政党がありますが、与党(民主)以外で党議拘束というか、党でまとまった方針を持っているのは、共産党しかないのではと思っています。あとの党は、情勢次第でどうとでも変る、主義・主張の無い輩と思っています。

「みんなの党」周辺で、政策単位での提携みたいなことが言われていますが、根本となる主義・主張がないのだから、はじめから各々の政策に対する“賛否”しかないのです。ネジレ大いに結構じゃないでしょうか。腹を据えて政策論議をやればいいだけのことで、力でねじ伏せる、ドサクサに紛らわすことができないだけです。

ここ数日、菅首相あまり動きがないようですが、官僚に取り込まれた閣僚が省益を口にしています。(これが一番腹立たしい。)民主党は、身内だってあてにならないのです。数に頼った政治はしない。政策で訴える。ネジレ結構。菅さん開き直っちゃいなさいよ。

ブランドの終焉

2010年7月22日

Leica.jpg

写真のデジカメはLeicaの新製品で、ちびまるこバージョンだそうです。エ~っとメーカーというものは、少しでも他社より、自社の前モデルよりいいものを作って、少しでも多く売れる工夫をするものだと思いますが、このモデルから売ろうとする意欲が見えません。

まずデジカメそのものがパナソニックのOEMで、Leicaの赤丸ロゴがあるだけのようです。(現物を見る気も起きない。)OEMでもまったく構わないのですが、Leicaの名前で売られる意味合いがない、存在理由がないのです。レンズがMade by Leica?そりゃ無い。そんな素性で、ちびまるこです。消費者を舐めている?というレベルのものですね。

メーカーは製品を開発する際にマーケティングを行い、どんな機能の、どんなデザインの、どの価格帯の、どんな客層に向けてと、いろんな角度から検討して製品を開発し製造し販売します。しかし、このカメラの安直さはどうでしょう?自社ロゴを乗っけて、ちびまるこを乗っけて、一体誰に向けて販売しようと言うのでしょうか?

Leicaとは?言わずと知れたカメラの元祖的な超老舗メーカーです。フィルムカメラの35ミリ判を作ったメーカーであり、50年以上前にメカとして究極のカメラを作ったメーカーです。(このカメラのおかげで、ニコンやキヤノンが方向転換したのですから。)そのメーカーが、カメラ前面に脈絡のない漫画を乗っけて売っています。自社製品、自社ロゴに対してホコリはないのでしょうか?(矜持なんて言葉はもったいなくって使えない。)自ら価値を貶めて何が得られるのか?カメラなんてやめてしまえ!
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等閑堂

Author:等閑堂
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