きれいなパンツ

2009年11月30日
いま私は、ひとり暮らしである。理由は諸々ありとても説明できないし、そんなこと聞かされてもどうしようも無いことでしょう。現在の日本全体を見た場合、過疎となった村はもとより、町中にもひとり暮らしは多くいるのではないでしょうか。

私の知り合いで関西で会社を経営している人がいまして、そんな彼が突然離婚し、子供も嫁さんと伴に出て行き、ひとり暮らしを始めました。そんな折り、彼自身との話しや近くでの商談が重なり、どこかに泊まらなきゃとなったのですが、「うちでええがな~」と誘われ彼の家に泊まりました。

家ではまったく食事をしない、料理をしないということで台所は使用感がありません。コーヒーないのと聞くと、「作ったことないけど、インスタントならあるで」との答え。なんで作らないのと聞くと、「量がわからへん」と分からない答え。コーヒーの粉の量が分からないから飲まないなんて、なんなのでしょう。(何らかの縁起をかつぎか、逆に何らかの禁忌なのか、どちらにしても憶測不要です。)

そしていろいろ話していると、「うちのオカンもひとりなんやけど、パンツだけはキレイなもん穿けってゆうとんねん」と、さらに「ワィも気ぃつけとるけど」とまた分からない答え。なんでキレイなパンツっと聞くと、「どっかで野垂れ死にしてみぃ、警察にパンツ破れとるなんて言われるやろ?」と・・・。

野垂れ死によりもパンツの見栄を気にする、そんな感性を持ち合わせない私は、同じひとり身ながら苦労が足りないのか、スジがずれているのか、まだまだ修行が足りませんね。
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短絡社会

 円が高くなっています。今回の円高はドバイが発信源らしいのですが、ドバイってあのやたらと高いビルを建てている国ですよね。中東の石油を元とした王族支配は時代錯誤で好きになれませんし、金満ぶりには好感持てません。

 円が90円前後にへばりつく大分前から、日本ではデフレが進行していました。激安がどーの袋詰がどーのと、毎日姦しく騒いでいました。私自身、小売業を10年以上経験していますので、激安が何をもたらすか、なぜ激安に走るのか理解していますが、集客や販促に価格対応(安売り)では、商売人として努力不足であり無策です。

 新宿西口Yカメラってとても有名ですが、私が勤めていたカメラ屋さんは問屋でもあり、入社時の店長は以前Yカメラを担当した人でした。もう30年ほど前の話しですが、当時のYカメラの話しを何度か聞いたことがあります。

 簡単に書けば、仕入れの払いは週払い、販売は現金のみ、展示や説明はなし、要は販売管理費用を省いた安売り一辺倒だったわけです。安売りで販売力を上げ、資力を蓄えていき、メーカーも問屋も口を出せない存在となりました。まぁ、カメラは生活と直結する商品ではないので、社会的な影響力は微々たるものですが、安売り→規模拡大→寡占化の悪しきサンプルとなったわけです。

 “悪しきサンプル”に異論を持つ方がいると思いますので、なぜ悪いのか説明しましょう。商品を仕入れて販売する場合、取扱量でその価格が変わるのは当然のことですが、量が突出してしまうとそこでの販売価格が基準となります。小さな店も仕方なく近い価格で販売しますが、マージン(販売利益)が大違いです。

 量販店(大型店)は安く売ると単純に見てはいけません。例えば店頭価格が1000円のものは量販店は600円くらい、小さな店は800円くらいで仕入れます。量販店が800円で仕入れれば、メーカーの利益は上がりますし、もっと品質の高い商品を作ることもできます。(逆に言えば、価格のため品質を落とすことがなくなる。)消費者サイドから見た場合も、量販店がマージンを下げて800円で売ってくれた方が本当はいいわけです。これが寡占化の悪い例です。(端的に言えば、量販店のマージンが高すぎて、消費者・メーカーの利益になっていないのです。)

 もっと分かりやすい例を上げれば“アップル”です。アップルの商品は、世界中アップルが販売価格を決めますので、日本の量販店の影響力は及びません。それで値崩れせず安定的に売れています。(独禁法違反と取られそうですが、小売価格ではなく納入価格の話しです。)それじゃ国内のメーカーもそうすりゃいいじゃんと思いますが、量販店依存が大きすぎてそうも行かないのが現実です。

 昔々、日本にはオーディオマニアといわれる人種がいました。オーディオメーカーも何社もありましたが、今ではオーディオメーカーはほぼ全滅してしまいました。メーカーは“売れる”商品を作って売らなければなりませんが、自信作でも売れる保障はありません。また、時には売れそうにない商品だってできちゃいます。そんな時、マージンをいっぱい要求されるけど、いっぱい仕入れて捌いてくれる量販店は強い見方に見えるでしょう。それで量販店に卸す、売れる、量販店の指示した価格の商品を作る、売れる、さらに原価を抑えた商品を作る、売れる、この繰り返しでオーディオは陳腐な、製造するに値しない商品になってしまいました。自分で自分の首を締めたのです。(今、液晶テレビが同じようになっており、利益が出ているメーカーは少ないとか。)

 小売店が販売力を持ち影響力を持つことが悪いのではなく、そのボリュームを盾に法外なマージンを強制し習慣化したことが問題なのです。商品には、材料があり、加工があり、梱包があり、配送があり、販売がある、その各々の過程で多くの会社(人)が関わっているのです。それを目先の集客のために激安にしちゃうって、そりゃ短絡すぎるでしょう。(またそれを嬉々として流すマスゴミのバカさ加減、あきれてしまいます。)

 990円ジーンズがあっという間に690円になっています。こぞって価格競争に踏み込む会社って、自らの無為無策を晒しているだけで、価格対応できなくなれば廃業か倒産しかないですね。激安を別名“価格破壊”ともいいますが、自分達の商品の価格を“破壊”するって、どこのアホですかと私は言いたい。

落ちる葉

2009年11月27日

まだら紅葉

また写真でお茶を濁します。

なんの木かは知りませんが、黄色から赤へと変化しながら、虫に食われていっています。いびつに食われた跡と色の変化が、妙に存在感を醸し出しています。

我が色を変化させ、身を欠きながら存在し続け、いつしか散っていく。これが自然だというのなら、すべてを受け入れ安穏としていればいいだろう。

それができずに四苦八苦、それはそれでまた自然なのかも知れない。

(こういう手前勝手な写真の観方もあるということで・・・)

Into the Mystic

2009年11月26日
YouTube はヒマがあれば時たまに見ていますが、懐かしい歌や珍しい映像を見つけたときには、すごく得した気分になっていいモンです。

日本に来ない最後の大物と言われている、ヴァン・モリソンはご存知でしょうか?飛行機嫌いのため来日しないと言われていますが、若い頃はアメリカに居ましたし、ベルリンなどヨーロッパ本土でもライブやっていますので、飛行機説はマユツバですね。(宗教的な意味合いも含めて、英語を理解しない国でのライブはイヤなようです。)

1965年にゼムというグループを抜けてソロになっていますから、40年以上の大変なキャリアです。英語圏の国では、アストラル・ウィーク、ムーンダンス、グロリア、テュぺロ・ハニーなど多くのヒット曲があります。Into the Mysticは、時おり無性に聞きたくなる往年の名曲なのです。

3年ほど前から、昔のヴァンの曲をYouTube で捜して聞いていましたが、1年ほど前から古い音源が使われているビデオが少なくなり、替わりに本人のレーベルからのライブ映像が増えてきました。それが半年くらい前からは、古いものはまったく無くなり、他の人のカバーばかりとなってしまいました。(ジョー・コッカ-のカバーはいいですよ。)自分のレーベルで売っているからなんでしょうが、わたしゃ若い頃のヴァンの歌を聞きたい!(CD買をえばいいだけですけど。)

30~40年前の音、ちょっと前までは普通にあったものが聞けないなんて、このヴァンのように40年経っても現役バリバリでなければおき得ないことでしょうね。ご興味のある方は、YouTubeでVan Morrison Into the Mysticと検索して下さい。名曲です。

本番前の騒ぎ

2009年11月25日
気温の上がり下がりが激しく、真冬並になったり爽やかな秋になったりしています。今日はとても爽やかな1日でしたが、天気予報を見ていると、なんと小笠原の南方に台風22号、なんか12月の台風になりそうです。

台風並みの衝撃なのか、ノーベル賞受賞者が揃って「仕分け」に反論しています。科学技術を単純にコストで判断するなと、もっともな事だと思います。でも、「仕分け」=「廃止」ではありませんし、まだまだ挽回の余地は残っています。

仕分けは、不明朗な予算や習慣的に請求される予算の見直しで、省庁間で重複するものや国がやる必要の無いものなどを洗い出しています。現時点で仕分けされてしまっても、科学者達は研究の重要性を納得させればいいのです。仕分けの後は「刷新会議」でしたっけ?そこで正々堂々主張すればいいわけです。

ですので、問題は仕分け後の”更なる透明性”の確保で、国民に見える形での討議が必要となります。仕分けで軽薄なマスゴミは騒いでいますが、本番はまだ始まっていません。
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等閑堂

Author:等閑堂
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