今上陛下七十歳制

2017年5月23日
天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」との発言があり、さらに『被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀だけを続ければ退位する必要はない』との主張が展開されたそうです。

これに対して宮内庁幹部は、「陛下は抽象的に祈っているのではない。一人一人の国民と向き合っていることが、国民の安寧と平穏を祈ることの血肉となっている。この作業がなければ空虚な祈りでしかない」と語っています。しかし、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」ってどれだけバカな有識者が言っているのでしょう?「続くこと」と「祈る」こと以外の公務の多さが問題となっているのに、それ以外は役割じゃないと・・・。

そして、やはりこれがもっとも重要なポイントである”一代限りの退位”という愚案。なにか他の意図があるのかもしれませんが、”嫌がらせ”としか思えません。今上陛下がご自身の一代限りの施策を求めるている・・わけありません。これから先の”天皇”を慮っているのです。有識者は、天皇はヒトではなく”神”であって欲しいのでしょうが、”神”は神話の中にしか存在しません。このヒト達、いったい何の有識者なのか?それともこれにも安倍チャンの思惑が絡んでいるのか?

天皇陛下の引退ってそんなに難しいことでしょうか?どうしても天皇陛下でなければならない公務って、国会の開会や大臣の認証(任命書を渡すやつ)ぐらいでしょう?それ以外は政治家や各団体の”ハク付け”で、それこそ自分等の欲望の充足のために引っ張り出しているだけでしょう?それで引退の制度化もダメって・・・オマエラ鬼か?

何度も書いていますが、天皇陛下は”ヒト”なんです。”ヒト”が”ヒト”らしく生きていく。なんでこれを否定できるのか?天皇陛下を敬っているかのような輩が、天皇陛下を”ヒト”とせずこき使おうとしている。「宮中祭祀だけ続ければ・・・」って、”現人神”時代の再来を狙っているのか?バカな有識者メ!「今上天皇七十歳制」でいいんじゃないですか?
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RICK DANKO

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2017年5月18日
忘れた頃に出てくるのがワタシの「CD発掘シリーズ」でして、前回発掘したマイケル・ブルームフィールドが9枚もあり、これを聞き込むのに随分時間がかかりました。よくよく聴くと、時代が過ぎるほどにマイケルのアルバムはアコースティックが増えてきて、エレキとアコギのみの曲なんてのがありとてもいいんです。

それで今日の発掘CDはリック・ダンコの「RICK DANKO」、1977年発売のリック唯一のソロ名義のアルバムです。リック・ダンコ、そうかの「THE BAND」のベーシストのリックです。THE BAND の解散コンサート「LAST WALTZ」が1976年ですから、ちょっと地味な存在だったリックは途切れることなく音楽活動をやっていたのですね。

この「RICK DANKO」、10年ほど聴いていませんでしたが、まったく知らなかった、または忘れていたのは参加ギタリストの豪華さです。ロニー・ウッド、ブロンディ・チャップリン(元ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ダグ・ザーン(よく知らない)、ロビー・ロバートソン(THE BAND)、etc・・・スゴイでしょう?

この「RICK DANKO」には素晴らしい曲が入っています。「SIP THE WINE」と「SMALL TOWN TALK」この2曲は名曲ですよ。「SIP・・」は、映画「LAST WALTZ」でスコセッシ(監督)とリックが、「あの(LAST WALTZ)後、なにやっている?」「音楽漬けの日々を送っているよ」との会話のバックに流れています。リックのボーカルが素晴らしい!

リックというミュージシャン、本当に「音楽漬け」でしたね。日本でヘロイン所持(不法入手?)で逮捕されたりしましたが、基本、リックは音楽に対しては真摯でした。(ハッピー&アーティの)トラウム兄弟のラジオ番組でのコンサート盤も聴いたことがありますが、とにかくハートフル、ナイスガイです。そんなリックも1999年に亡くなり、5人だった THE BAND も2人となってしまって・・・ヒトは老い、ヒトは忘れる。だけどイイものはイイのです。

オマエうるさい!

2017年5月17日
世の中、くだらないものが幅を利かすと、さらにくだらない現象が起きてしまうようです。”いいねクリック農場”なる記事がありました。大量のスマホと大量の人員を揃え、大量の”いいねクリック”を人為的に行うそうです。くだらないの極地ですな。

なんでも中国やロシアで実際にやっているとのことですが、ということはクライアント(注文主)がいるということで、記事では”横行”しているとあるのでクライアントも大量にいる、ビジネスとして成り立っているということですね。騙そうとするクライアントと騙される大衆、これどちらが愚かなのか?どっちも愚かですな。

余計なことですが、ワタシの思考法ですが、お金の流れを考えると事の本質が分かりやすくなります。まず大量のスマホですが、これ本体+電気代+通信費でケッコーします。それと場所代に人件費ですからかなりの資本を要します。それで百万クリックを発注すると How Much ?これで推測すると削ることが出来るのは人件費で、メチャクチャ人件費が抑えられているんでしょう。 言い方を変えると、メチャクチャな人件費が基本となる商売じゃないか・・・と。最悪の商売ですな。

岡倉天心が百年以上前に「最近のヒトは耳で絵を買う」と書いています。これは絵を自分の目で観て価値を計るのではなく、聞こえてくる他人の評価で計るということです。ネットのクリックもまさにこの他人の評価で、まぁそれらしく見せるためには何万、何十万、何百万といった量が必要となるでしょう。しかし、ウソも大量に集めればホントになるのでしょうか?

これは判断すること、評価することを他人に委ねるヒトが多い。また、ヒトは煽ればカンタンに洗脳できる。思い込ませることができる・・・と思われているのです。きょうびの大衆はこんなものに騙されているのです。”いいね!”があり、”よくない!”もあったと思いますが、”どうでもいい”とか”オマエうるさい!”ボタンなんかあるといいですけど・・・。

ウソとホント

2017年5月10日
世の中にはいろんな話しがあり、いろんなことが起きます。ウソかホントか分からない話しでも、ウソかホントか分からないまま、それをモトとした行動が取られます。事の変化に従って行動が変化するのはフツーのことですが、その事がウソかホントか、ウラは取れているのか?このところ、このへんがグチャグチャになっている。そう思いませんか?

ウソかホントか?たんなるウワサ、作られた風説なのか、ホントの真実、紛れもない事実なのか?これとても大切な判断基準なのに、あまり重視されているとは思えません。例えば新しい韓国の大統領、彼は”親北”と言われていますが、何を以って”親北”と言うのか?ただ北との対話を重んじているだけかもしれないのに、「”親北”大統領は要注意」といったことが言われています。なにがホントか分からないのに・・・。

日本の安倍チャンにいたってはもっと極端で、「サリンが北のミサイル弾頭に搭載されている」なんて平気で言うのですからメチャクチャです。この話しがどこまで真実なのか、ウラを取ったのか、誰も突っ込みません。これはもう風説の流布レベルの流言飛語じゃないですか?イラク戦争のキッカケとなった”大量破壊兵器の保持”というウワサ、まず流布させて開戦し、叩き終わったら「間違いだった」というやつ。安倍チャン、このマネをしているのでしょうか?

そして安倍チャンの昭恵という嫁さんの事件、安倍チャン、この事件では逆の対応を取っています。森友に関する疑惑をシャットアウトし、昭恵喚問にも取り合いません。ウワサすら出てこないように気を配っています。(マスコミが自主規制している。)これはウソかホントかをウヤムヤのままで済ませようとの意図で、事実を究明するのではなく、事実の隠蔽を実践しているのです。

世の中にはいろんな話しがあり、いろんなことが起きます。そして日本国首相の”流言飛語”と”事実隠蔽”が見逃されています。もうこんな奴、顔も見たくないですね。森友事件(アッキード事件)だけでクビを取れるのですから、クビにしちゃいましょう!

案外な時代

2017年5月8日
ちょっと前のこと、所用を済ませた帰り、時間があったので駅中の本屋を覗きました。どんな本があるのかスゥ~っと見て回っていたら、ある本で目が止まりました。中公新書の「応仁の乱」で、著者は呉座勇一(こざ・ゆういち)さんです。

この本、ケッコー売れているようで、イヤ売りたいようで、手書きのPOPが付いていました。ワタシへそ曲がりでして、ベストセラーだと分かると買いたくなくなります。でもなぜか、ホントに売れているのかと訝りながら買ってしまいました。もともと新書は好きで、というか積極的に買う本は新書でして、ちょっと専門的な内容で、読みやすくて、買いやすくて・・・新書が一番と思っています。

それで「応仁の乱」ですが、この時代のことは何も知りません。将軍は「北条」だっけ?「足利」だっけ?のレベルで、まぁ知らないから惹かれたのでしょう。この本は興福寺の2つの派閥、一乗院と大乗院のですが、この大乗院のトップとなった2人の僧が書き残したものを主体に「応仁の乱」を解説しています。

しかし「応仁の乱」は登場人物が多すぎて、紛争が多すぎて大変です。その基となっているのが足利将軍の非力さで、有力大名が幅を利かしていたり、先の興福寺が大和(奈良)の大部分を所領としていたりで、足利将軍が弱すぎたのが一因です。そうした上に”下克上”の風潮が蔓延して、大乱となったのです。

どうしても人気は信長から家康までの戦国時代や幕末に集まりがちですが、この「応仁の乱」も権謀術数や豪傑の話しなどが多くありそうで面白そうです。一度サラッと読了したのですが、細部がこんがらがっています。まだまだ混沌としているのですが、混沌を読み解きたくなる本です。

この「応仁の乱」、2度読みしなくては難解なのですが、畠山義就(よしのり)や斉藤妙椿(みょうちん)といった興味深い人物もいて、
室町時代って案外とオモシロイ時代だったのかもしれません。
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等閑堂

Author:等閑堂
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