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イケシャーシャー

2018年10月16日
法律はカンタンに捻じ曲げられる。どんなに政治家が強弁しようと、どんなに取締りを厳しくしたとしてもです。そして、端から抜け道だらけの法律なんてものもあります。そしてそれは露見するか、露見しないかで、行政の対処や世間の評価が大違いなのです。

露見しても”頬ッカムリ”してシャーシャーとしている、”森友加計”問題もありますが、こうした”頬ッカムリ”は世間に深~く深~く沁みこんでいるのです。今の中学・高校生などはこの”頬ッカムリ”を見て、「そ~か、見つかっても抑えられる力があればいいんだ」と思うわけです。コトの良し悪しではなく、封じ込める力、開き直る力を望んだりするかもしれません。

コトの良し悪しは何を以って決められるのか?本来は常識と言いたいのですが、常識は時代や環境や個人の性向によって変わりますから頼るのは難しい。すると、まずは法律となります。「何が悪いんだ?」には「法律で決まっています!」が一番です。ところが、現状の法がちゃんと執行されているのかと言えば「No!」です。そんな例はいくらでもあります。

この国では安部チャンに対する”忖度”で、米国ではトランプに対する”つける薬がない”が社会に固着しています。そして”忖度”や”つける薬がない”が両国の常識となりつつあります。冷ややかに見ていた”忖度”や”つける薬がない”が、甘く見ていた非常識が、新たな常識となってしまうのです。

先日、チラッと見た新聞に、「信頼できるメディア、トップは新聞」というのがありました。こういうのをイケシャーシャーというのだと思いますが、メディアが”忖度”を指摘し、”つける薬がない”とサジを投げずに常識や法を辛抱強く押し通さなければならないと思うのですが、そんなことよりは軽減税率か・・・。

先日、裁量労働制を悪用した会社が労基署から是正勧告を受けたという記事がありました。メディアはこういうチンケな会社はいくらでも叩けるでしょうから、ドンドン叩いて、ついでに法の不備や矛盾を指摘するべきじゃないでしょうか?抜け道の多い、すぐに悪用されるのは法が不備で不要だからです。”忖度”や”つける薬がない”を放置していると、せっかくの民主主義が曲げられてしまいますよ。
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シタタカ

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2018年10月12日
今回はあまりやらない邦画の話題です。先日いつものDVDアサリに行きまして、「グッドモーニング・ベトナム」と「月はどっちに出ている」の2枚を見つけてきました。「グッド~」はロビン・ウィリアムスという好きな俳優のもので、「月は~」前々から気になっていたもので、ソッコーでゲットです。

ワタシ、偶にちょっと変わった映画の選び方をします。それは映画の主題歌に惹かれて本作を観るというもので、「月は~」は憂歌団の「Woo Child」を聴いて知りました。他には、ロビー・ロバートソンで「キング・オブ・コメディ」、ライ・クーダーで「パリ・テキサス」、マーク・ノップラーで「ローカル・ヒーロー」(昔、ベータビデオで観ました。)、「マッド・マックス サンダードーム」はティナ・ターナーを観たくて選びました。

「月はどっちに出ている」は1993年に封切られたもので、その年の映画賞を総ナメにした作品です。朝鮮人タクシードライバーが主人公で、彼の周囲で起きるドタバタを明るく描いています。職場仲間の他のドライバーはヘンなヒトばかりで、朝鮮高校の同級生もアヤシイし、フラフラ生きている主人公がマトモな方なのです。

映画の舞台やアラスジを見ると、民族差別をテーマにしているのかと思うとそうでもないのです。見れば分かりますが、もっとも人間性が壊れているのは日本人で、怪しいゴルフ場の買収話のウラマクも日本人で、タクシー代を払わず逃げ出すのも日本人で、なにか朝鮮人から見た日本のダメな奴を晒しているようです。

ただオオッと思ったのは、タクシー会社を盗られた朝鮮人の社長が社屋に火を付けますが、自殺するのかと思いましたら火の中から飛び出してきて暴れまくるのです。どこの国のヒトとか関係なく、開き直ってしまえば怖いものはないのです。この映画は民族映画を装っていながら、そんなことを描いているのです。この監督(崔洋一)とてもシタタカです。

そう、この映画に出てくるヒトの多くは底辺で蠢いていますがとてもシタタカで、そして一人一人がとっても個性的です。そう、大切なことは自分として生きていくこと、バカだ!チョンだ!(差別用語で済みません。この映画差別や禁止用語ばかり出てきまして・・)と言われてもシタタカに生きていくことです。黒澤明の「どん底」と同じテーマ、同じ目線の映画で、こんな映画大好きです。(いまさらながら、ルビー・モレノがメチャ可愛いくてイイ!)

ない袖は振れない

2018年10月9日
えぇ~っと、そこそこいい天気ですね。昨日、都内の繁華街をウロウロしていましたが、上野と池袋というとても庶民的な街ですが、どちらもヒト・ヒト・ヒトでした。もう中国人にも慣れましたので驚くことはありませんが、彼等マイペースですから気にしないことにしていますが、これみよがしに携帯で大声で喋るなよ!・・と言いたい。

なんでも銀行のATMが24時間対応になるそうです。全国銀行協会が24時間・365日体制で処理する新システムを稼動させたことで、今後続々と24時間対応ATMとなるそうです。なぜに24時間対応とするのかと言えば、顧客の利便性の向上だそうですが、夜分も、週末も預金の引き出しや振込みができることが、そんなに便利だとは思わないのですが・・。

ワタシがサラリーマンになった頃、もう世の中は給与銀行振り込みが多くなっていました。ただその頃は夕方5時まで、土日は閉鎖で、口座を持っている銀行だけでしか降ろせなかったと思います。そんな時代が永くあったと思いますが、とりたてて不便とは思いませんでした。イヤ逆に、金曜の夕方を過ぎると借金の支払いも、余計な買い物も出来なくなり、かえってワタシなぞは諦めがついてよかったと・・・。

そう言いたいことは、週末や夜分にお金が必要となる状況がオカシイのです。まぁお金を降ろすときは、わざわざ降ろしに行くときは千円や二千円じゃないでしょう?たいていが数万円降ろすのでしょうが、週末や夜分に数万円消費することって、数日前に準備を忘れることってそうそうありはしないでしょう?ん?利便性?そんなの要らないと思いませんか?

ワタシはATMの終日稼動は、逆に犯罪を助長するのではないかと思います。例えばお金を返せと激高するあまり、深夜ATMに連れて行かれるとか・・・。いい連想が浮かんできません。「ない袖は振れない」は実はとても強い立場でして、「払いようがない」は抗いがたい現実でして、この現実を失くしてしまうのはモッタイナイなんて思うのです。

ワタシ、キャッシュレスな生活はキライで現金主義者ですが、週末や夜分に数万円に慌てる生活はしたくありません。そういうふうに生活しているつもりですが、それくらいの準備というか、余裕というか、それくらいは保っていたいと思っています。また、週末や夜分に振り込めなんて言う会社とは無縁でありたいと思っています。そんな会社や社会の方がオカシクないかい?

もしかして選民意識

2018年10月5日
新書と呼ばれる本が好きでして、特に中央公論の新書、中公新書をよく読みます。先日「日本史の論点」-邪馬台国から象徴天皇制まで-というものを買いました。この本に「アッこれだ!これだったのか?」という文章を見つけました。宮城大蔵という方が書いた、第5章「現代」の中の文章です。

『吉田を追い落とした鳩山一郎と岸信介は戦前以来の実力者であり、それゆえに占領期においてはGHQによる公職追放にあって、表舞台から姿を消していた。占領終結に前後して彼らが政界に復帰したとき、日本にあったものはGHQが骨格を示した新しい憲法、本格的な体制を欠いた国防など、戦前の実力者であった彼らにとって、真っ当な独立国とは言い難いものに見えた。鳩山らは、吉田政治の「歪み」を正すとして、「自主憲法制定」と「再軍備」を政治の根本に据えようとした。』

これは戦後GHQ治世下の吉田茂の施政を紹介した中にあり、吉田が退陣した後の鳩山一郎と岸信介に触れた一節です。戦前の実力者である二人からすると、GHQと吉田の施政、日本国憲法と国防体制が「真っ当な独立国」とは言い難いとあります。戦後の日本国憲法を嫌悪している”源”がやっと出てきました。”妖怪”岸信介だったのです。

普通に考えると日本国憲法を嫌悪しているヒトは少ないと思います。「戦争の放棄」は素晴らしいと思いますが、でもこれが戦前の実力者には「歪み」と思えるのです。この戦前の実力者、妖怪の子孫が安部チャンでして、戦後レジュームがナンタラとか、憲法改正とか、自衛隊明記とかの”戦前の妄想”が安部チャンに憑依しているのです。

教育勅語もそうですが、戦前の統制社会が”良い国”と考えている方がいるようですが、そんな昔を経験した方はもういない筈なのに「なにを夢みている?」と思うのが普通じゃないですか?夢も夢、侵略戦争に突き進んだ”最悪の悪夢”を導いた戦前を望む頭の構造が理解不能です。それとも自分等は庶民とは違うと、選民意識に溺れているのでしょうか?

安部チャンやアソーのボンの時代遅れは”源”がここにあり、70年以上前の封建制の残滓としか思えない選民意識に冒されているです。そう思えば、彼らの言動はナットクです。安部のヨメの精神構造もです。ナットクでしょう?

稀有なアーチスト

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2018年10月3日
今回は、もう随分お久しぶりの「発掘シリーズ」で、懐かしのランディ・ニューマンです。実はとっても古い1936年の映画「モダン・タイムス」を観ていましたら、音楽監督アルフレッド・ニューマンとありまして、このニューマンさんとても気骨がありまして、なんとあのチャップリンと喧嘩して音楽監督を降りたとありました。そこで思い出したのがランディ・ニューマンでして、たしか彼の一族は音楽一家だったと・・・。それで探してみたら出てきました。アルフレッドはランディの伯父さんでした。

4枚CDが出てきましたが、「グッド・オールドボーイズ」や「セイルアウェイ」や「トラブル・イン・パラダイス」とかよく聞いていたのに出てこないのです。そう、これらはLPレコードだったのです。それで今回は1968年の「デビューアルバム」と1999年の「BADLOVE」の2つです。1968年の「デビュー・・」がなぜCDなのか?上記の有名なアルバムは発売されて数年で手に入れ LP ですが、「デビュー・・」は数年後に CD 再発時に入手したのでした。

ランディ・ニューマンはとても珍しいタイプのアーチストです。流れるような美しいメロディに、毒が詰まった言葉が散りばめられています。「ショートピープル」や「イエローマン」という差別的なタイトルの曲がありますが、彼が歌うと差別じゃなくなるのです。世の中にある不正や欺瞞を、彼独自の諧謔に包み込んでしまうのです。

だから、彼の音楽はメロディに惹かれ、歌詞に驚いて好きになるといった特殊なパターンとなるのです。そういった特殊なものを内包した音楽ですから、他のアーチストが歌っても本当の”持ち味”はなかなか出てきません。ニルソンの「シングス・ニューマン」というアルバムは大好きな作品ですが、これがランディの”持ち味”を出している少ない例かも?

だから、ランディというアーチストは豊かな音楽性と表現力と、稀に見る批判精神を持ったアーチストなのです。ジャケット写真はほぼ同じアングルからの、若々しい顔と30年後の初老の顔となっています。でも彼の音楽は変わっていません。とても稀有なアーチストですね。(「デビュー・・」に「CREATES SOMETHING NEW UNDER THE SUN」とのサブタイトルがあります。これが本当のタイトル?若き日の心意気でしょうか?)
プロフィール

等閑堂

Author:等閑堂
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